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J-GLOBAL ID:200903005629002674

歩行者の脚部保護試験に用いるダミー脚部用センサー

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 真田 修治
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994129918
Publication number (International publication number):1995311103
Application date: May. 20, 1994
Publication date: Nov. 28, 1995
Summary:
【要約】【目的】 小型且つ簡略な構成でありながら、ISO 等で検討されている計測項目および計測基準を充分に充足することができ、特に、膝部に衝撃力が印加される際の衝撃力、剪断力、曲げモーメント、張力等の諸項目を高精度で且つ簡易に計測できるようにする。【構成】 ダミー脚部用センサーは、第1起歪柱体13〜16と第2起歪柱体33〜36をそれぞれ有する第1多分力計と第2多分力計および第1、第2ポテンショメータ52,56並びに第1、第2の加速度変換器とから構成されている。第1、第2多分力計は、一対の膝部材によって互いに可撓的に連結されている。第1、第2ポテンショメータ52,56は、互いに連結方向には接近・離反が可能な状態で連結されている。第1、第2の加速度変換器は、第1、第2起歪体10,30の衝撃印加面を避けた部位に取り付けられている。これら、3種のセンサーから、上記諸計測項目の計測が実現される。
Claim (excerpt):
直立した人体の前後方向に相当する方向をX軸、人体の側面方向に相当する方向をY軸、人体の上下方向に相当する方向をZ軸と規定したときに、車両の最先端部と人体脚部の下側部位である下脚部に相当し且つ衝撃力測定時にZ軸上に設定される下脚部材とが、Y軸方向から衝突したときに、人体脚部の膝部に相当する膝部材に生じる少なくとも衝撃力、剪断力、X軸回りの曲げモーメントおよびZ軸方向の張力を測定する歩行者の脚部保護試験に用いるダミー脚部用センサーであって、人体脚部の上側部位である上脚部に相当し且つ衝撃力測定時にZ軸上に設定される上脚部材と、前記下脚部材に一体的に結合され得る固定側剛体部とこの固定側剛体部に起歪柱体を介して連接された連結側剛体部とを有し、且つ、この連結側剛体部が前記膝部材の一端領域に結合された第1多分力計と、前記上脚部材に一体的に結合され得る固定側剛体部とこの固定側剛体部に起歪柱体を介して連接された連結側剛体部とを有し、且つ、この連結側剛体部が前記膝部材の他端領域に結合された第2多分力計と、前記第1多分力計内に設けられた第1角度変換器と、前記第2多分力計内に設けられた第2角度変換器と、前記第1角度変換器と前記第2角度変換器とを、両者間の相対距離の変化を許容し得るように連結する角度変換器連結手段と、を有し、前記車両の最先端部と前記下脚部材とがY軸方向から衝突したときに、前記第1多分力計からの出力値と前記第2多分力計からの出力値に基づいて、前記膝部材に生じる少なくとも剪断力、X軸回りの曲げモーメントおよびZ軸方向の張力を計測することが可能で、且つ、前記第1角度変換器からの出力値と前記第2角度変換器からの出力値に基づいて、少なくとも剪断力およびX軸回りの曲げモーメントに係わる変形角度を計測することが可能であるように構成したことを特徴とする歩行者の脚部保護試験に用いるダミー脚部用センサー。
IPC (3):
G01L 5/00 ,  G01D 5/165 ,  G01L 5/16

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