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J-GLOBAL ID:200903005655002038

リン酸型燃料電池用多孔質炭素板の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994010505
Publication number (International publication number):1995220732
Application date: Feb. 01, 1994
Publication date: Aug. 18, 1995
Summary:
【要約】【目的】 リン酸に濡れ難いリン酸型燃料電池用多孔質炭素板を提供する。【構成】 炭素繊維製造用有機繊維およびパルプを抄紙して得られたシートに、有機高分子物質の溶液を含浸させて含浸シートを製造し、その含浸シートを乾燥した後、またはこの乾燥したシートを単層または積層して加熱プレスして成形および硬化を行った後、空気中で不融化し、不活性ガス雰囲気中で2000°C以上の温度で黒鉛化して得られる気孔率50〜80%の多孔質炭素板の製造方法において、黒鉛化処理後の雰囲気温度を降温させる際に600〜300°Cの範囲の温度で水蒸気と接触させることを特徴とするリン酸型燃料電池用多孔質炭素板の製造方法、およびリン酸に濡れ易くなった多孔質炭素板を600〜300°Cの範囲の温度で水蒸気と接触させることを特徴とするリン酸型燃料電池用多孔質炭素板の製造方法。
Claim (excerpt):
炭素繊維製造用有機繊維およびパルプを抄紙して得られたシートに、有機高分子物質の溶液を含浸させて含浸シートを製造し、その含浸シートを乾燥した後、または乾燥した含浸シートを単層または積層して加熱プレスして成形および硬化を行った後、空気中で不融化し、不活性ガス雰囲気中で2000°C以上の温度で黒鉛化して得られる気孔率50〜80%の多孔質炭素板の製造方法において、黒鉛化処理後の雰囲気温度を降温させる際に600〜300°Cの範囲の温度で、処理する炭素板の重量、1kg当り0.5〜20kgの水蒸気を吹き込み、水蒸気と接触させることを特徴とするリン酸型燃料電池用多孔質炭素板の製造方法。
IPC (3):
H01M 4/88 ,  C04B 38/00 ,  H01M 8/02

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