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J-GLOBAL ID:200903005711524603

強化されまたは/及び曲げられた紫外線吸収膜付ガラスの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大野 精市
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994236791
Publication number (International publication number):1996104546
Application date: Sep. 30, 1994
Publication date: Apr. 23, 1996
Summary:
【要約】【目的】 高い紫外線遮断性能を有し、透明でヘイズ率も低く、かつ表面硬度、耐酸性、耐アルカリ性、耐ボイル性も良好な紫外線吸収膜付きガラスを、通常のガラス強化、成形工程で設計通りに成形すること。【構成】 酸化珪素の液体出発原料を含む下膜形成用組成物をガラス板に塗布し、その後乾燥して下膜を形成し、ついで酸化チタン、酸化セリウム、および酸化亜鉛の中から選ばれる金属酸化物の液体出発原料と、必要に応じて酸化珪素、酸化ジルコニウムおよび酸化錫の中から選ばれる液体出発原料からなる紫外線吸収膜形成用組成物を前記下膜の上に塗布し、その後乾燥焼成し、その後に650°C以上の温度で強化処理または/および曲げ処理をおこなう紫外線吸収膜付ガラスの製造方法であって、前記下膜組成物は、焼成後に所定の屈折率を有し、かつ、焼成後に所定の光学膜厚を有するように塗布される製造方法である。
Claim (excerpt):
酸化珪素の液体出発原料を含む下膜形成用組成物をガラス板の片側表面に塗布し、その後100〜250°Cの温度で乾燥して下膜を形成し、ついで酸化チタン、酸化セリウム、および酸化亜鉛の中から選んだ少なくとも1種類の金属酸化物の液体出発原料と、必要に応じて酸化珪素、酸化ジルコニウムおよび酸化錫の中から選んだ少なくとも1種の液体出発原料からなる紫外線吸収膜形成用組成物をガラス板の前記下膜の上に塗布し、その後100〜250°Cの温度で乾燥し、ついで500°C以上で650°C未満の温度で1分〜3時間焼成し、その後に650°C以上の温度で強化処理または/および曲げ処理をおこなう強化されまたは/及び曲げられた紫外線吸収膜付ガラスの製造方法であって、前記下膜組成物が、前記紫外線吸収膜の焼成後の屈折率をnuv、ガラス板の屈折率をngとしたときに、焼成後に、 0.95×(nuv・ng)1/2〜1.05×(nuv・ng)1/2の屈折率を有するものであり、かつ前記下膜組成物が、焼成後に波長が400〜700nmの可視光線の1/4波長の0.90〜1.10倍の光学膜厚を有するように塗布される、強化されまたは/及び曲げられた紫外線吸収膜付ガラスの製造方法。
IPC (3):
C03C 17/34 ,  C03B 23/03 ,  C03B 27/04

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