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J-GLOBAL ID:200903005803323027
プロピレンブロック共重合体の製造法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
佐藤 一雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992329509
Publication number (International publication number):1994172414
Application date: Dec. 09, 1992
Publication date: Jun. 21, 1994
Summary:
【要約】【目的】 耐衝撃強度の改良されたプロピレンブロック共重合体を、気相重合条件下に安定して製造するプロピレンブロック共重合体の製造法を提供すること。【構成】 成分A〜Cからなる触媒の存在下、気相で、前段重合(プロピレン単独又はエチレン・プロピレン共重合体の生成)を行い、該触媒並びに前段重合体の存在下、後段重合(プロピレンと、エチレン及びC4〜20α-オレフィンの少なくとも1種と、の共重合体の生成)を行って、プロピレンブロック共重合体を製造する。触媒:成分A=特定の有機多孔質ポリマー、成分B=有機アルミニウムオキシ化合物、成分C=Q(C5H4-a R1a)(C5H4-b R2a)MeXY【効果】 前記の目的が達成される。
Claim (excerpt):
下記の成分(A)に、成分(B)および成分(C)を担持させて得られた触媒の存在下に、実質的に気相で、プロピレンの結晶性単独重合体もしくはエチレン含量が5重量%以下のプロピレンとエチレンとの共重合体を生成させる前段の重合ならびに該触媒および該前段の重合体の存在下に重合を継続してプロピレンとエチレンおよび炭素数4〜20のα-オレフィンからなる群から選ばれる少なくとも1種のコモノマーとをプロピレンと該コモノマーの重合比(モル比)が0/100から80/20の割合となるように重合させる後段の重合を行い、かつ前段の重合量と後段の重合量が重量比で95/5から30/70となるように重合を行うことを特徴とする、プロピレンブロック共重合体の製造法。成分(A): 平均粒径が5〜1000μmである有機多孔質ポリマーであって、細孔径が0.006〜10μmである全細孔の細孔容積の総和が0.8cc/g以上であり、かつ細孔径が0.05〜2μmである全細孔の細孔容積の総和が、細孔径が0.006〜10μmである全細孔の細孔容積の総和の50%以上であるもの、成分(B): 有機アルミニウムオキシ化合物、成分(C): 一般式 Q(C5H4-a R1a)(C5H4-b R2b)MeXYで表わされる遷移金属化合物。〔但し,(C5H4-a R1a)および(C5H4-b R2b)は各々Meに配位する共役五員環配位子(R1およびR2は、各々独立して炭素数1〜20の炭化水素残基、ハロゲン基、炭素数1〜12のアルコキシ基、炭素数1〜20のケイ素含有炭化水素基、炭素数1〜12のリン含有炭化水素基、炭素数1〜12の窒素含有炭化水素基および炭素数1〜12のホウ素含有炭化水素基からなる群から選ばれる一価の基を示す。なお、複数のR1あるいはR2はそれぞれの他端において結合して環を形成していてもよい)を、Qは二つの共役五員環配位子間を架橋する二価の結合性基を、Meは周期律表IVB〜VIB族遷移金属を、XおよびYは各々独立して水素、ハロゲン基、炭素数1〜20の炭化水素基、炭素数1〜20のアルコキシ基、2個までの炭素数1〜20の炭化水素基で置換されていてもよいアミノ基、炭素数1〜20のリン含有炭化水素基および炭素数1〜20のケイ素含有炭化水素基からなる群から選ばれる一価の基を、aは0≦a≦4の整数を、bは0≦b≦4の整数を、それぞれ示す。〕
IPC (3):
C08F 4/642 MFH
, C08F 4/02 MEF
, C08F297/08 MRH
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