Pat
J-GLOBAL ID:200903005851519804

組織保存及び無血手術のための溶液、ならびにそれを用いた方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小田島 平吉
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1995504696
Publication number (International publication number):1997500380
Application date: Jul. 14, 1994
Publication date: Jan. 14, 1997
Summary:
【要約】手術の間に適温患者において血液を置換するための低体温代用血液として適した溶液を提供する。代用血液は浄化溶液及び維持溶液を含み、その後者は器官の保存に有用である。浄化溶液は生理学的濃度における電解質の水溶液、巨大分子状腫脹剤、生理学的及び低体温条件下で有効な生物学的pH緩衝液、単糖及びATPの再生のための基質を含む。維持溶液は35〜45mMの濃度範囲におけるカリウムイオン類、80〜120mMの濃度範囲におけるナトリウムイオン類、2〜10mMの濃度範囲におけるマグネシウムイオン類、15〜20mMの濃度範囲におけるクロリドイオン類及び0.01〜0.1mMの濃度範囲におけるカルシウムイオン類を含む電解質の第2水溶液、不透過性アニオン、マンニトール、巨大分子状腫脹剤、少なくとも1種の単糖、ATPの再生のための基質及び生理学的低体温条件pH下で有効な生物学的pH緩衝液を含む。グルタチオンは任意であるが好ましい添加物である。代用血液溶液は、患者に後に移植するための器官の保存にも有用である。皮膚を維持溶液中において、冷蔵下で長期間保存することができる。
Claim (excerpt):
(1)35〜45mMの濃度範囲におけるカリウムイオン類、80〜120mMの濃度範囲におけるナトリウムイオン類、2〜10mMの濃度範囲におけるマグネシウムイオン類及び0.01〜0.1mMの濃度範囲におけるカルシウムイオン類を含む電解質の水溶液、(2)循環系からの脱出を制限するのに十分に大きい寸法を有し、血漿のそれに等しい膠質浸透圧の維持に有効であり、ヒト血清アルブミン、多糖類及びコロイド澱粉から成る群より選ばれる巨大分子状腫脹剤、(3)生理学的及び低体温条件下で有効な生物学的pH緩衝液、(4)栄養的有効量の少なくとも1種の栄養単糖、(5)不透過性及びヒドロキシル基掃去有効量のマンニトール、(6)細胞膜に不透過性であり、低温暴露の間の細胞膨潤に対抗するために有効であり、ラクトビオネート、グルコネート、シトレート及びグリセロホスフェートから成る群より選ばれる少なくとも1つである不透過性アニオン、及び(7)アデノシン、フルクトース、リボース及びアデニンから成る群から選ばれる少なくとも1つであるATPの再生のために有効な基質、ならびに場合により(8)グルタチオンを含む無-細胞低体温代用血液。
IPC (10):
A61K 38/00 ABZ ,  A01N 1/02 ,  A61K 31/045 ,  A61K 31/19 ,  A61K 31/66 ,  A61K 31/70 ,  A61K 31/715 ,  A61K 33/00 ,  A61K 33/06 ,  A61K 38/00
FI (10):
A61K 37/02 ABZ ,  A01N 1/02 ,  A61K 31/045 ,  A61K 31/19 ,  A61K 31/66 ,  A61K 31/70 ,  A61K 31/715 ,  A61K 33/00 ,  A61K 33/06 ,  A61K 37/02
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
  • 特表平4-500505
  • 特開平1-246201
  • 特表平4-500505
Show all

Return to Previous Page