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J-GLOBAL ID：200903005890610584
減衰力調整式油圧緩衝器
Inventor：
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Applicant, Patent owner：
Agent (1)：
萼 経夫 (外3名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1999267536
Publication number (International publication number)：2001090768
Application date： Sep. 21, 1999
Publication date： Apr. 03, 2001
Summary：
【要約】【課題】 パイロット型減衰弁の浮き上がりを簡易な構成で防止でき、かつ減衰力特性の調整範囲を広くできる減衰力調整式油圧緩衝器を提供する。【解決手段】 主ディスクバルブ22が離・着座する弁座21の外径寸法に比して大きい外径の環状のバルブ部材23を設け、両者間に受圧面積差を形成し、主ディスクバルブ22を閉弁方向に付勢するチェック弁100 を設けた。伸び行程時おいて、前記受圧面積差により主ディスクバルブ22には閉弁方向の油圧が作用するので、仮にディスク部材26のバルブセット荷重を略ゼロにしても伸び側ハード時に高い減衰力を発生でき、この分、減衰力の調整幅を広くできる。一方、逆流れ(縮み行程)時に主ディスクバルブ22に生じる浮き上がり力は、ディスク部材26及びチェック弁100 の付勢力とチェック弁100 に作用するシリンダ下室2bの油圧によりキャンセルされ、主ディスクバルブ22の浮き上がりが防止される。
Claim (excerpt)：
油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、一端が前記ピストンに連結され、他端が前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、前記シリンダに接続され、前記ピストンの摺動によって油液を流通させる主通路と、該主通路に設けられたパイロット型減衰弁と、該パイロット型減衰弁の背面に設けられパイロット室を形成するバルブ部材と、該バルブ部材に摺動可能に嵌合しかつ前記パイロット型減衰弁に当接する筒状の摺動部材と、前記主通路の一部をバイパスするように前記パイロット室から横断面調整弁を介して前記バルブ部材の背面に連通させて設けた副通路と、前記パイロット型減衰弁を閉弁方向に前記摺動部材を介して付勢しかつ孔を形成したディスク部材と、を備えた減衰力調整式油圧緩衝器であって、前記バルブ部材の外径寸法を前記パイロット型減衰弁が離着座するシート部の径寸法に比して大きく設定すると共に、前記ディスク部材の背面側に、該ディスク部材の前記孔を開閉可能でかつ前記ディスク部材及び前記摺動部材を介して前記パイロット型減衰弁を閉弁方向に付勢する押付力を有する円板状のチェック弁を設けたことを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
IPC (2)：
FI (2)：
F-Term (3)：
3J069AA54
, 3J069EE28
, 3J069EE43
