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J-GLOBAL ID:200903005911733029

コンバインにおける刈取速度制御の異常検出装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 牧 哲郎 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992168543
Publication number (International publication number):1993328830
Application date: Jun. 03, 1992
Publication date: Dec. 14, 1993
Summary:
【要約】【目的】刈取速度制御を行うコンバインにおいて、制御系の各種の異常を検出するにあたり、機械的構成を簡易にする。【構成】刈取速度制御のために用いる走行速度検出手段Eおよび刈取速度検出手段Fを活用して刈取部変速機Cの変速比を検出する。制御手段Hの制御出力開始時点と一定時間経過時点の変速比を検出し、これに基き、一定時間の増減速出力を行ったにもかかわらず変速比に一定値以上の変化がない場合に、制御系になんらかの異常が発生している旨を判別し、これに応じて増減速出力の停止及び作業者への警報を行う。異常検出のみを目的とした専用の作動検出器を刈取部変速機に設ける必要がなく、なんらの機械的構成の追加をも行わずに制御系の各種の異常を検出することが可能となり、装置を簡易化・低コスト化できる。
Claim (excerpt):
走行部Bの走行速度を検出する走行速度検出手段Eと、刈取部Dの刈取速度を検出する刈取速度検出手段Fと、原動機Aと前記刈取部Dとの動力伝達経路中に介在する刈取部変速機Cと、前記走行速度検出手段Eの検出値に対応する所定の目標刈取速度を設定する目標速度設定手段Gと、前記刈取速度検出手段Fが検出した刈取速度と前記目標速度設定手段Gが設定した目標刈取速度とに基いて、両者が一致するように前記刈取部変速機Cを制御する制御手段Hと、を備えてなるコンバインにおいて、前記制御手段Hの制御出力開始後の経過時間を計測して出力するカウンタJと、前記制御手段Hの制御出力があったとき、および前記カウンタJの出力があったときに、前記走行速度検出手段Eの検出値および前記刈取速度検出手段Fの検出値に基いて、前記刈取部変速機Cの変速比を検出する変速比検出手段Kと、前記変速比検出手段Kの検出値に基いて、前記制御手段Hの制御出力があった際の検出値と、前記カウンタJの出力があった際の検出値との差を変化量として算出する変化量算出手段Lと、前記変化量算出手段Lが算出した変化量が所定値を下回るか否かを判別する判別手段Mと、変化量が所定値を下回ったときに異常信号を出力する異常信号出力手段Nと、を備えてなるコンバインにおける刈取速度制御の異常検出装置。

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