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J-GLOBAL ID:200903005915603324

切土法面等における既設の土留め傾斜面の補強工法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 松島 秀俊
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996165242
Publication number (International publication number):1997324433
Application date: Jun. 04, 1996
Publication date: Dec. 16, 1997
Summary:
【要約】【課題】 工期の短縮が図れ、強度が得られて美観も良好となる既設の土留め傾斜面の補強工法を提供する。【解決手段】 既設の石壁9の最下段に、コンクリートプレキャスト板1を間隙をあけて配置し、その取付孔10から内部まで削孔して取付孔から異形鉄筋51を挿入した後、該削孔部5及びプレキャスト板の裏側間隙42にモルタル61,62を注入し、夫々異形鉄筋51の突出端部をプレキャスト板1に一体連結し、石壁9に固着した最下段のプレキャスト板1の上端部に、二段目のプレキャスト板1を石壁9の間に間隙をあけて配置し、そのプレキャスト板1に透設された取付孔10から削孔し該削孔部5に異形鉄筋51を挿入した後、該削孔部及び二段目のプレキャスト板の裏側間隙にモルタルを注入し、夫々異形鉄筋51の突出端部を二段目のプレキャスト板に一体連結し、これを上の段に繰り返すことで複数段にプレキャスト板1を石壁9の外側に備えた補強傾斜面を形成する。
Claim (excerpt):
補強しようとする傾斜面に土留め配置された石やコンクリート等の既設の土留壁の外側最下段に、コンクリートプレキャスト板を土留壁の外側との間に少しの間隙をあけて配置し、ついで該プレキャスト板に透設された取付孔から土留壁を介しさらに内部まで削孔して取付孔から該削孔部に鉄筋等の棒状補強材を挿入した後、該削孔部及びプレキャスト板の土留壁との裏側間隙にモルタルを注入し、夫々補強材の突出端部を取付孔部で固着してプレキャスト板に一体連結し、該モルタルの乾燥後、土留壁に固着した最下段のプレキャスト板の上端部に、二段目のプレキャスト板を土留壁の外側との間に間隙をあけて仮止め配置すると共に、二段目のプレキャスト板に透設された取付孔から土留壁を介しさらに内部まで削孔して取付孔から該削孔部に棒状補強材を挿入した後、該削孔部及び二段目のプレキャスト板の裏側間隙にモルタルを注入し、夫々補強材の突出端部を取付孔部に固着して二段目のプレキャスト板に一体連結し、これを上の段に繰り返すことで複数段にプレキャスト板を土留壁の外側に備えた補強傾斜面を形成することを特徴とする切土法面等における既設の土留め傾斜面の補強工法。
IPC (3):
E02D 29/02 301 ,  E02D 5/76 ,  E02D 17/20 103
FI (3):
E02D 29/02 301 ,  E02D 5/76 ,  E02D 17/20 103 H
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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