Pat
J-GLOBAL ID:200903006269452300

異なる化学組成と種々の密度とを有する破砕されたプラスチックの分離方法及び分離プラント

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴江 武彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994017646
Publication number (International publication number):1995308922
Application date: Feb. 14, 1994
Publication date: Nov. 28, 1995
Summary:
【要約】【目的】プラスチックを再利用に送ることができるように、混合物からプラスチックを分離し、又は混合部分又は純粋の部分への実際に完全な分離により、従来の技術に基づく改善された分離方法及び分離プロセスを提供する。【構成】異なる化学組成と種々の密度とを有する破砕されたプラスチックの分離プロセスである。上方及び下方を向いた2つの円錐からなるダブルコーンをその内部に備え、上部及び下部が円錐状である円筒形の分離装置を具備する。ダブルコーンにより幾何学的な空間が形成され、この空間においては、層流をなした粒子の水平方向の速度が連続的に減少する。また分かれた円筒状の空間に入る際に、流速が異なる粒子の上昇及び下降する流れは、同様に層流に変化する。
Claim (excerpt):
a)供給されたプラスチックを、好ましくは20ないし60mmの粒径に乾式又は湿式破砕し、破砕された粒子を浮遊・沈降槽に導入し、そこでプラスチックの粒子を、例えば金属物体、砂等のより重い不純物から分離して、長めの容器の上部では、容器の一方の端からの水平方向の流れを対向側でオーバーフローの方向に変換し、続いて、プラスチックの粒子をオーバーフロー部で流し、異物を下端で取り出し、液状の分離媒体をロ過して循環させる工程、b)次に、場合によっては中程度に乾燥されたプラスチックの粒子を、篩管として設置された空気分離装置に導入し、該空気分離装置内で残液を落下させ、空気分離装置内で、吹き込まれた空気によってフィルム・プラスチック粒子(FKSTP)を形状安定性のプラスチック粒子(FSTKSTP)から分離し、詳しくは、空気抵抗が小さい故に該FSTKSTPを既に空気分離装置の端部に搬出し、空気抵抗が大きい故に前記FKSTPを先へ運び、そして空気を端部で出す工程、c)続いて、前記FKSTPを洗浄装置に導入し、攪拌、特に横方向の攪拌によって、循環のために導かれた分離媒体と十分に均質に混合し、又は前記FSTKS(T)Pを約3ないし6mmの粒径に再度破砕し、次いで同様に洗浄装置に導入して、循環のために導かれた分離媒体と十分均質に混合し、前記FKSTP及びFSTKS(T)Pを得るための液状の分離媒体を、その時々に、プラスチック粒子の分離される部分の間に調節する工程、d)ほぼ均質な物質混合物を、分離装置の中央に設置された垂直の昇管を通して、前後に又は並列に好ましくは上下に設置された1つ又はそれ以上の分離装置にポンプで送り出し、前記混合物を、逆のほぼ水平方向に、角度をなして外側に拡大している空間に流出し、横断面で示した該空間は、重ね合った上方及び下方の円錐部分の角度と、該円錐部分の境界線の角の頂点の間で想定された線とによって形成され、この幾何学的な空間は、横断面で示した上方及び下方の円錐面の長さによっても形成され、さらにこの幾何学的な空間は、粒子の流速が連続的に減少し、該粒子は層流となり、かつ物質系への空気の流入なしに前記幾何学的な空間から前記分離装置の円筒状の空間に入り、前記粒子の密度が異なっているために、軽質部分の上昇速度が大きくなり、重質部分の沈降速度が小さくなって、前記粒子は、前記円筒状の空間を構成しかつ中央に設置された円錐部分によって実際に区画されている上方の上昇空間及び下方の沈降空間に分割されて、液状の分離媒体の中で部分を形成し、該分離媒体の密度は、分離される部分の密度の間に調節され、かつ一定に保持され、分離媒体は界面滑性剤、好ましくは非イオン性の界面滑性剤の添加剤を有するような大きさの角度を有し、混合物が前記幾何学的な空間に入る流入速度は、粒子が円筒状の側壁の方向へ押圧され、それによって乱流を形成することができるほど大きさはなく、及び分離された部分が分離装置の円筒状の空間と連通している上方及び下方の円錐状の空間に入り、該空間では、分離媒体(嵩密度、g/cm3 )内で粒子を濃縮する工程、及びe)分離した粒子を分離媒体とともに、オーバーフローさせた分離装置の上端及び下端で取り出し、該分離媒体をロ過し、又は遠心分離して循環のための洗浄装置に戻し、プラスチック粒子の分離された密度の小さい部分と密度の大きい部分とを約0.5%の残留水分量にまで乾燥し、純粋の部分を分離するために、次の段階に導入するか、あるいはすでに純粋の部分として取り出す工程を具備する、異なる化学組成と種々の密度とを有する破砕されたプラスチックの分離方法。
IPC (6):
B29B 17/00 ,  B03B 5/28 ,  B03B 9/06 ,  B07B 9/00 ,  B09B 5/00 ZAB ,  C08J 11/00

Return to Previous Page