Pat
J-GLOBAL ID:200903006647548125

核酸検出方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴江 武彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992075666
Publication number (International publication number):1993236998
Application date: Feb. 27, 1992
Publication date: Sep. 17, 1993
Summary:
【要約】【構成】検出用の標識物質で標識した少なくとも1種のヌクレオチドおよび固相化用の物質で標識した別の少なくとも1種のヌクレオチドを用いてPCRを行ない、増幅したタ-ゲットシ-クエンスにこれらのヌクレオチドを取り込ませる。その後、取り込まれた固相化用標識でタ-ゲットシ-クエンスを固相化して分離し、次いで検出用標識の検出を行なう。固相化用の標識はプライマ-に施すこともできる。また、増幅後、分子量、サイズまたは電荷量の差異に基づいて分離するのであれば、固相化用の標識を用いずに検出を行なうこともできる。【効果】タ-ゲットシ-クエンスの増幅を短時間で容易に行ない得るだけではなく、増幅したシ-クエンスの検出も簡単な操作で短時間に行なうことができ、検出に要する全体の時間を短縮できる。
Claim (excerpt):
生物学的試料中の核酸に含まれる少なくとも1種のヌクレオチド配列の検出方法であって、(a)2つの独立した相補鎖からなる少なくとも1種のヌクレオチド配列を有する生物学的試料を、2種のプライマ-を用いて、各々のプライマ-がそれぞれのヌクレオチド配列に結合してハイブリッドを形成するような条件下で処理する工程と、(b)前記ヌクレオチド配列をテンプレ-ト鎖として用い、溶液からヌクレオチドを取り込むことにより前記ハイブリッドのプライマ-鎖を伸長する工程であって、伸長プライマ-鎖に取り込まれるヌクレオチドの複数が検出可能に修飾されたヌクレオチドおよび分離可能に修飾されたヌクレオチドである工程と、(c)伸長プライマ-鎖をテンプレ-トから解離して一本鎖を形成する工程と、(d)工程(c)において生じた一本鎖を、工程(a)と同じ条件下で、工程(a)で用いたプライマ-で処理し、次いで工程(b)と同じ条件下でプライマ-鎖を伸長する工程と、(e)リガンドを固相化した固相支持体にプライマ-の伸長生成物を結合させることにより、増幅した伸長生成物を目的とするヌクレオチド配列以外の配列から分離する工程であって、前記リガンドは、伸長生成物に組み込まれた、分離可能に修飾されたヌクレオチドと結合することが可能である工程と、(f)伸張生成物に組み込まれている検出可能に修飾されているヌクレオチドの量を測定し、生物学的試料中における目的とするヌクレオチド配列の検出を行なう工程とを具備する方法。
IPC (4):
C12Q 1/68 ,  C12N 15/10 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/58
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭59-062600

Return to Previous Page