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J-GLOBAL ID:200903007089101247
有機性廃棄物の処理方法及び装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
志賀 富士弥 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991283410
Publication number (International publication number):1993115864
Application date: Oct. 30, 1991
Publication date: May. 14, 1993
Summary:
【要約】【目的】 生ゴミ等の有機性廃棄物を高効率に処理するとともにメタンの発生を抑制し、しかも硫化物の大気への放散を防止した有機性廃棄物の処理方法及び装置を提供することを目的とする。【構成】 生ゴミ等の有機性廃棄物1を搾汁装置3で処理して、固形物を搾汁滓4として排除する工程と、液中の有機性基質をアルカリ加水分解槽6で分解する工程と、液を中和槽8内で硫酸で中和する工程と、液中の有機物を硫酸塩還元反応槽10で二酸化炭素に酸化するとともに、硫酸イオン及び硫黄を還元する工程と、硫黄脱窒槽12で硫黄脱窒細菌により還元硫黄を酸化し、脱窒を行う工程と、硝化槽16で硝化細菌により硝化を行う工程と、沈澱槽17で沈降した汚泥と搾汁滓4及び硫酸塩還元反応槽10内に沈降した汚泥を余剰汚泥処理装置21で処理するとともに、沈澱槽の上澄液18を放流する工程と、硫黄脱窒槽12の排ガスに含有されている硫化水素を脱硫装置13によって脱硫した後に大気中に放散する工程を備えた有機性廃棄物の処理方法及び装置を提供する。
Claim (excerpt):
生ゴミ等の有機性廃棄物を搾汁装置に投入して搾汁処理を行うことにより、難分解性の固形物を搾汁滓として排除する工程と、得られた搾汁液をアルカリ加水分解して、搾汁液中に含まれている有機性基質を加水分解する工程と、加水分解された液を中和槽内で硫酸と混合撹拌して中和する工程と、液中に含まれる有機物を硫酸塩還元反応槽で硫酸塩還元菌により二酸化炭素に酸化するとともに、硫酸イオン及び硫黄を還元する工程と、硫黄脱窒槽で硫黄脱窒細菌により還元硫黄を酸化し、脱窒を行う工程と、硝化槽で硝化細菌によりアンモニウムイオンの硝化を行う工程と、廃水の残部を沈澱槽で固液分離して沈降した汚泥と前記搾汁滓及び硫酸塩還元反応槽内に沈降した汚泥を余剰汚泥処理装置に送り込んで不溶解物として処理するとともに、沈澱槽の上澄液を処理水として放流する工程と、上記硫黄脱窒槽から排出される排ガスに含有されている硫化水素を脱硫装置によって脱硫した後にこの排ガスを大気中に放散する工程を実施することを特徴とする有機性廃棄物の処理方法。
IPC (6):
B09B 5/00
, B01D 53/34 126
, C02F 1/66
, C02F 3/34
, C02F 3/34 101
, C02F 9/00
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