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J-GLOBAL ID:200903007168440383

多結晶炭化ケイ素繊維の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 浅村 皓 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1990800052
Publication number (International publication number):1996113830
Application date: Dec. 18, 1990
Publication date: May. 07, 1996
Summary:
【要約】【目的】実質的に多結晶質の炭化ケイ素繊維の製造方法。【構成】本発明の製造過程はメチルポリシラン樹脂から成るプレセラミック高分子先駆体から繊維を形成した後、繊維を不融性化し、更に非酸化性雰囲気中で1600°C以上の温度に加熱して熱分解する工程によって、実質的に多結晶質の炭化ケイ素繊維を形成する。本発明の過程によって形成される実質的に多結晶質の炭化ケイ素繊維は少なくとも75%の結晶度を有すると共に少なくとも約2.9gm/cm3の密度を有する。高分子前駆体又は繊維は少なくとも約0.2重量%のホウ素を含有して即ち組み込んでいる。このホウ素の組込みは繊維形成工程の前又は工程中或いは不融化工程又は熱分解工程のうちの少なくとも一つの工程中に行えばよい。この製造方法によって、微小な直径を有し且つ高温で熱的に安定である繊維を製造できる。
Claim (excerpt):
実質的に多結晶質の炭化ケイ素繊維を製造する方法であって、a.メチルポリシラン樹脂から成るプレセラミック高分子先駆体から繊維を形成する工程と、b.前記繊維を不融性化する工程と、c.実質的に多結晶質の炭化ケイ素繊維を形成するために、非酸化性雰囲気において1600°C以上の温度で前記繊維を熱分解する工程であって、前記高分子前駆体又は前記繊維が、工程aに先立ってもしくは工程a、b及びcのうちの少なくとも一つの工程中において、少なくとも約0.2重量%のホウ素を含有即ち組み込んでいる工程とを含むことを特徴とする多結晶炭化ケイ素繊維の製造方法。
IPC (2):
D01F 9/10 ,  C04B 35/571

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