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J-GLOBAL ID:200903007242015371
熱間圧延での微小割れを防止するCr-Ni系ステンレス合金の製造方法
Inventor:
,
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
田村 弘明 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994059407
Publication number (International publication number):1995268455
Application date: Mar. 29, 1994
Publication date: Oct. 17, 1995
Summary:
【要約】【目的】 本発明はCr-Ni系ステンレス合金の製造方法に関し、ヘゲ疵となる微小割れを防止する方法を提供する。【構成】 重量%でCr:16〜35%、Ni:7〜30%を主成分とするステンレス合金で下式のδ(cal)が4を超え10以下で、鋳造時の1350〜1000°Cを30°C/S以上、1000〜500°Cを10°C/S以上で冷却し、スラブ表層部オッシレーションマーク谷部のNi偏析部のNi濃度と平均Ni濃度の比が1.15以上の領域が200μm以下のスラブを1000〜Tγ°Cで加熱後、熱間圧延を行う製造方法。ここで、δ(cal)=3Creq-2.8Nieq-19.8。Tγ=(105+Nieq-3.9Creq)/(0.07-1.95×10-3Creq)。Creq=Cr+1.5Si+Mo+0.5(Nb+Ti)。Nieq=Ni+0.5Mn+0.5Cu+30C+30N。
Claim (excerpt):
重量%で、C :0.002〜0.08%、Si:2.0%以下、Mn:10%以下、P :0.040%以下、S :0.008%以下、O :0.005%以下、Cr:16〜35%、Ni:7〜30%、Mo:0.01〜8%、Cu:0.01〜4%、N :0.003〜0.3%、残部がFeと不可避的不純物からなり、δ(cal)=3(Cr+1.5×Si+Mo+0.5×Nb+0.5×Ti)-2.8(Ni+0.5×Mn+0.5×Cu)-84(C+N)-19.8で示されるδ(cal)が4を超え10以下で、連続鋳造時のスラブ表面の冷却が1350°Cから1000°Cまでを平均冷却速度で30°C/Sを超え、1000°Cから500°Cまでの平均冷却速度を10°C/S以上とし、スラブ表層のオッシレーションマーク谷部に存在する平均Ni濃度より1.15倍以上濃化したNi偏析帯深さがオッシレーションマーク谷から200μm以下であるスラブを、熱間圧延に際し1000°C以上かつTγ(°C)=(105+Nieq-3.9×Creq)/(0.07-1.95×10-3×Creq)以下の温度T(°C)に加熱した後、熱間圧延することを特徴とする熱間圧延での微小割れを防止するCr-Ni系ステンレス合金の製造方法。(ここでCreq=Cr(%)+1.5×Si(%)+Mo(%)+0.5×Nb(%)+0.5×Ti(%)Nieq=Ni(%)+0.5×Mn(%)+0.5×Cu(%)+30×C(%)+30×N(%))
IPC (5):
C21D 8/00
, C21D 6/00 102
, C21D 9/00 101
, C22C 38/00 302
, C22C 38/58
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (7)
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