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J-GLOBAL ID:200903007243345723

高粘性物質を用いた内視鏡的粘膜切除術

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000037240
Publication number (International publication number):2001192336
Application date: Jan. 11, 2000
Publication date: Jul. 17, 2001
Summary:
【要約】【課題】早期ガン、その他の腫瘍性粘膜病変を治療するにあたって、開腹・開胸・臓器摘出といった大手術をするかわりに内視鏡操作下で病変を切除する『内視鏡的粘膜切除術』という手法が開発されている。 この『内視鏡的粘膜切除術』では、体内の扱いにくい病変を遠隔操作で切除しようとするため、病変部位の見極め、切除効率、出血のコントロール等、様々な技術的制約を克服する必要がある。【解決手段】内視鏡的切除予定の病変部位の下層に生体整合性を持つポリマー性のゲル状高粘性物質(ムコ多糖類、特にヒアルロン酸ナトリウム溶液)、血管収縮・止血剤、色素を含有する薬剤を注入し病変部を隆起させ、独特な内視鏡的粘膜切除術の技法に従うことにより、病変の切除効率を改善し、操作性を高め、切除時の出血を抑制することで、比較的大きな病変までをも安全かつ確実に一括切除可能とすること。
Claim (excerpt):
生体整合性を持つポリマー性のゲル状高粘性物質を含む注射剤、およびこれを用いた内視鏡的粘膜切除術の方法で、その注射剤が下記(a)〜(d)の構成要素を備えており、(a)を必須とするもの。(a)高粘性物質がムコ多糖類、特にヒアルロン酸、その医薬的に許容される塩、およびその誘導体、類似体、複合体またはその部分単位を含む化合物であること。(b)医薬的に許容される色素成分、例えばインディゴカーマイン。(c)止血・血管収縮作用をもつ成分、例えばエピネフリン。(d)上記(a)〜(c)の構成要素の一部またはすべてが注射用容器に封入された注射剤。
IPC (6):
A61K 31/728 ,  A61K 9/08 ,  A61K 31/137 ,  A61K 49/00 ,  A61P 7/04 ,  A61B 17/22
FI (6):
A61K 31/728 ,  A61K 9/08 ,  A61K 31/137 ,  A61K 49/00 A ,  A61P 7/04 ,  A61B 17/22
F-Term (21):
4C060MM26 ,  4C076AA12 ,  4C076BB21 ,  4C076EE30A ,  4C085HH20 ,  4C085JJ02 ,  4C085KB79 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086EA22 ,  4C086MA01 ,  4C086MA56 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA41 ,  4C206AA01 ,  4C206AA02 ,  4C206FA10 ,  4C206MA01 ,  4C206MA76 ,  4C206NA14 ,  4C206ZA41
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
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