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J-GLOBAL ID:200903007550541963

燃料蒸気処理装置の故障診断装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 恩田 博宣
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996159975
Publication number (International publication number):1998009065
Application date: Jun. 20, 1996
Publication date: Jan. 13, 1998
Summary:
【要約】【課題】パージ制御弁の開度をデューティ制御するようにした燃料蒸気処理装置において、走行時、停止時に拘らず本処理装置の故障を適正に診断すること。【解決手段】キャニスタ14はタンク1で発生する燃料蒸気を捕集し、エンジン8の運転時にその捕集燃料をパージライン21を通じて吸気通路10へパージさせる。逆止弁よりなる制御弁20はタンク1からキャニスタ14への燃料蒸気の流入を調整する。電子制御装置(ECU)51はパージ制御弁22をデューティ制御することにより、パージされる燃料量を調整する。ECU51はパージ制御弁22を基準値以上のデューティ比に基づき制御するとき、圧力センサ41により選択的に検出されるキャニスタ側内圧及びタンク側内圧を判定値と比較することにより、本処理装置に係る故障を診断する。ECU51は自動車40の状態が走行か停止かによりデューティ比に係る基準値を変更する。
Claim (excerpt):
車両に搭載され、その車両のエンジンに供給される燃料を収容するための燃料タンクで発生する燃料蒸気をベーパラインを通じてキャニスタに捕集し、前記エンジンの運転時には、前記キャニスタに捕集された燃料を前記エンジンの吸気通路へパージラインを通じてパージして処理するようにした燃料蒸気処理装置であり、前記燃料タンク側の内圧と前記キャニスタ側の内圧との差に基づいて開かれ前記燃料タンクから前記キャニスタへの燃料蒸気の流入を許容するベーパ制御弁と、前記パージラインを通過する燃料量を調整するために開度がデューティ制御されるパージ制御弁と、前記エンジンの運転時であって、前記車両の走行時と停止時とで異なり、停止時よりも走行時において相対的に大きいデューティ比に基づき前記パージ制御弁の開度をデューティ制御するための制御手段とを備えた燃料蒸気処理装置に係る故障を診断するための故障診断装置において、前記ベーパ制御弁を境とした前記キャニスタ側の内圧と前記燃料タンク側の内圧とを選択的に検出するための圧力検出手段と、前記車両の状態が走行か停止かを検出するための車両状態検出手段と、前記パージ制御弁が所定の基準値以上のデューティ比に基づきデューティ制御されるときに、前記選択的に検出される前記燃料タンク側の内圧又は前記キャニスタ側の内圧を所定の判定値と比較することにより、前記燃料蒸気処理装置に係る故障を診断するための診断手段と、前記検出される車両の状態が走行か停止かによって前記診断手段で適用される前記デューティ比に係る前記基準値を変更するための第1の変更手段とを備えたことを特徴とする燃料蒸気処理装置の故障診断装置。
IPC (4):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301 ,  F02B 77/08 ,  G01M 15/00
FI (4):
F02M 25/08 Z ,  F02M 25/08 301 H ,  F02B 77/08 M ,  G01M 15/00 Z

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