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J-GLOBAL ID:200903007787643930

複合塩化物溶液の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 曾我 道照 (外6名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991343293
Publication number (International publication number):1993170453
Application date: Dec. 25, 1991
Publication date: Jul. 09, 1993
Summary:
【要約】【目的】 本発明の目的は、ソフトフェライト製造用の複合塩化物溶液中の主成分元素のモル比の制御方法を新規に提供すること並びに不純物元素の除去に関して従来法の問題点の解決を図ることにある。【構成】 即ち、本発明の複合塩化物の製造方法は、普通鋼鋼板の塩酸酸洗廃液の鉄濃度及び塩酸濃度を測定する工程1;普通鋼鋼板の塩酸酸洗廃液の鉄濃度及び塩酸濃度より求められた所定量の金属鉄と金属マンガンと金属亜鉛とを溶解して複合塩化物溶液のFeCl2とMnCl2とZnCl2とが所定のモル比となるように粗調整する工程2;複合塩化物溶液に塩化アルミニウム化合物を添加し、溶解する工程3;塩化アルミニウム化合物を溶解した複合塩化物溶液に、金属マンガン粉を添加して該溶液をpH≧4.4とする工程4;pH≧4.4に調整された複合塩化物溶液中に生成する沈澱物を分離除去して精製された複合塩化物溶液を得る工程5;及び精製された複合塩化物溶液のFeCl2とMnCl2とZnCl2とのモル比を微調整することからなる工程6を備えてなる。
Claim (excerpt):
普通鋼鋼板の塩酸酸洗廃液の鉄濃度及び塩酸濃度を測定することからなる工程1;普通鋼鋼板の塩酸酸洗廃液の鉄濃度及び塩酸濃度より求められた所定量の金属鉄と金属マンガンと金属亜鉛とを溶解して複合塩化物溶液のFeCl2とMnCl2とZnCl2とが所定のモル比となるように粗調整することからなる工程2;複合塩化物溶液に塩化アルミニウム化合物を添加し、溶解することからなる工程3;塩化アルミニウム化合物を溶解した複合塩化物溶液に、金属マンガン粉を添加して該溶液をpH≧4.4とすることからなる工程4;pH≧4.4に調整された複合塩化物溶液中に生成する沈澱物を分離除去して精製された複合塩化物溶液を得ることからなる工程5;及び精製された複合塩化物溶液のFeCl2とMnCl2とZnCl2とのモル比を微調整することからなる工程6を備えてなる複合塩化物溶液の製造方法。
IPC (3):
C01G 49/10 ,  C01B 9/02 ,  C01G 49/00

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