Pat

J-GLOBAL ID：200903007886309597

耐熱性黄色含水酸化鉄顔料の製造法

Inventor： 迫田 峰子 ,  森井 弘子 ,  林 一之 ,  角田 博
Applicant, Patent owner： 戸田工業株式会社
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1995348047
Publication number (International publication number)：1997165531
Application date： Dec. 14, 1995
Publication date： Jun. 24, 1997
Summary：

【要約】【課題】 分散性が優れており、しかも、耐熱性が向上しているとともに、耐熱性改善処理工程の前後における色相の変化が小さい耐熱性黄色含水酸化鉄顔料が工業的に得られる製造法を提供する。【解決手段】 耐熱性黄色含水酸化鉄顔料は、黄色含水酸化鉄粒子を、pH値が10以上のアルカリ性水溶液中における加熱処理工程とpH値が4以下の酸性水溶液中における加熱処理工程とを経由させることにより高純度黄色含水酸化鉄粒子とした後、該高純度黄色含水酸化鉄粒子の粒子表面にアルミニウムの水酸化物を被着することにより得られる。

Claim (excerpt)：

黄色含水酸化鉄粒子を、pH値が10以上のアルカリ性水溶液中で加熱処理した後、濾別、水洗して可溶性硫酸塩をSO4 換算で2000ppm以下とする工程とpH値が4以下の酸性水溶液中で加熱処理した後、濾別、水洗して可溶性ナトリウム塩をNa換算で1000ppm以下とする工程とを経由させることにより、可溶性硫酸塩含有量と可溶性ナトリウム塩含有量の少ない高純度黄色含水酸化鉄粒子とした後、該高純度黄色含水酸化鉄粒子を含む水分散液のpH値を10以上又は4以下に調整し、次いで、アルミニウム化合物を添加、攪拌した後、該分散液のpH値を5〜9の範囲に再調整することにより、前記高純度黄色含水酸化鉄粒子の粒子表面にアルミニウムの水酸化物を被着させることを特徴とする耐熱性黄色含水酸化鉄顔料の製造法。

IPC (2)：

C09C 1/24 PAM ,  C09C 3/06 PBT

FI (2)：

C09C 1/24 PAM ,  C09C 3/06 PBT