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J-GLOBAL ID:200903007954751791

アドレス空間の動的管理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 井桁 貞一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992045840
Publication number (International publication number):1993250286
Application date: Mar. 04, 1992
Publication date: Sep. 28, 1993
Summary:
【要約】【目的】 本発明は、アドレス空間の動的管理方法に関し、メモリ資源を少なくして、高速に検索する。【構成】 計算機間を物理的な一つの通信路を用いて、例えば、16ビットのアドレスで複数個のセションを実現する際、該16ビットのアドレス空間を半分に分けて、上位8ビットのアドレスで静的に管理する上位のアドレス管理テーブル 1と, 下位8ビットのアドレスで動的に管理する下位のアドレス管理テーブル 2とを設け、上位のアドレス管理テーブル 1は、上記下位のアドレス管理テーブル 2の先頭アドレス?@と, 該下位のアドレス管理テーブル 2の有効, 無効を表示するフラグ(F) ?Aとで構成して静的に存在させるが、上記下位のアドレス管理テーブル2は、セションの形成に必要な情報を保持する情報域アドレス?Bと、該情報域アドレス?Bの有効, 無効管理ビットからなるヘッダ部?Cとで構成し、該物理的な一つの通信路でのセション(接続)の形成に対応して動的に存在させるようにする。
Claim (excerpt):
計算機間を一つの通信回線を用いて接続するのに、nビットのアドレスで複数個のコネクション(セション)を実現する際のアドレス空間の管理方法であって、該nビットのアドレス空間を上位のaビットと,下位のbビット(a+b=n)に分割し、静的に存在する上位のアドレス管理テーブル(1) と, 動的に存在する下位のアドレス管理テーブル(2) とで、該アドレス空間を管理するようにし、該上位のアドレス管理テーブル(1) は、上記下位のアドレス管理テーブル(2)の先頭アドレス (?@) と, 該下位のアドレス管理テーブルの有効, 無効を表示するフラグ(F)(?A) とで構成し、上記下位のアドレス管理テーブル(2) は、上記コネクション (セション) の情報を保持する情報域のアドレス (?B) と、該情報域アドレス (?B) の有効, 無効管理ビットからなるヘッダ部 (?C) とで構成し、上記コネクション(セション)の実現に際して、nビットのアドレスが与えられた時、上位のaビットで、上記上位のアドレス管理テーブル(1) を検索し、上記フラグ(F)(?@) が“オフ”であると、下位のアドレス管理テーブル(2) の領域を獲得し、下位のbビットが指示する該当の領域に、当該nビットのアドレスで通信を行うのに必要な情報を保持する情報域のアドレス (?B) を格納して、上記ヘッダ部 (?C) の有効,無効管理ビットの、上記bビットが指示する該当ビットを“オン”とし、上記上位のアドレス管理テーブル(1) の上記フラグ(F)(?A) を“オン”とし、上記上位のアドレス管理テーブル(1) の検索で、上記フラグ(F)(?A) が“オン”であると、下位のbビットで、上記下位のアドレス管理テーブル(2) の上記下位のbビットが指示する該当の領域に、該情報域アドレス (?B) を格納して、上記ヘッダ部 (?C) の該bビットが指示する該当ビットを“オン”とし、上記コネクション(セション)の開放に際しては、上記nビットの上位のaビットで、上記上位のアドレス管理テーブル(1) を検索し、該aビットが指示する該当領域の下位のアドレス管理テーブル(2) のアドレスに基づいて、該下位のアドレス管理テーブル(2) のヘッダ部 (?C) を検索し、該bビットが指示する該当のビットを“オフ”とし、該ヘッダ部 (?C) の全“0”が検知されたとき、該下位のアドレス管理テーブル(2) を開放することを特徴とするアドレス空間の動的管理方法。

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