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J-GLOBAL ID:200903008027449944
ポリビニルエステルを基礎とする合成樹脂水性分散物中の残留モノマー含有量を減少させる方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
江崎 光史 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993068865
Publication number (International publication number):1994025327
Application date: Mar. 26, 1993
Publication date: Feb. 01, 1994
Summary:
【要約】【構成】 不所望の残留ビニルエステル-モノマーの含有量が減少させたビニルエステル-(コ)ポリマー含有水性分散物を、アルカリ条件のもとでケン化し得るビニルエステル-モノマーを弱いアルカリ性pH値および好ましくは高温のもとで該分散物を選択的にケン化処理して相応するカルボキシレートおよびアセトアルデヒドに加水分解しそしてそのアセトアルデヒドまたは好ましくは同時に、未ケン化の残留モノマーであるビニルエステルおよびアセトアルデヒドを留去することによって製造する。【効果】 この方法によって、上記水性分散物の残留モノマー濃度を、該分散物を基準として≦0.05重量% の値に減少させることができる。また、この分散物中にしばしば存在し得るアセトアルデヒドの含有量を分散物の特性を害することなしに効果的に低下させることができる。得られる分散物は臭気も有していない。
Claim (excerpt):
ビニルエステルのモノマー単位を持つポリマー粒子であってエチレン性不飽和モノマーを基礎とするポリマー粒子を分散含有しそして基礎モノマーまたはコモノマーから乳化-、懸濁-、ビーズ-、溶液-または塊状重合によって製造された合成樹脂水性分散物の中の残留モノマー含有量および場合によってはアセトアルデヒド含有量を減少させる方法において、残留含有するビニルエステル-モノマーおよび場合によってはアセトアルデヒドを除く為に、アルカリ条件のもとでケン化し得るビニルエステル-モノマーを、弱いアルカリ性pH値および好ましくは高温のもとでの該分散物の選択的ケン化処理によって相応するカルボキシレートおよびアセトアルデヒドに加水分解しそしてそのアセトアルデヒドをまたは好ましくは同時に、未ケン化の残留ビニルエステル-モノマーおよびアセトアルデヒドを留去することを特徴とする、上記方法。
IPC (2):
C08F 8/12 MGG
, C08F 6/16 MFU
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