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J-GLOBAL ID:200903008114493070

免疫反応性細胞の製造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 川口 義雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992300489
Publication number (International publication number):1994121672
Application date: Oct. 13, 1992
Publication date: May. 06, 1994
Summary:
【要約】【目的】 悪性腫瘍に関連した抗原性マーカーに対して感作した免疫反応性細胞と、該細胞を含む医薬組成物と、治療方法とを提供する。【構成】 前記細胞は、腫瘍患者自身の単核細胞を採取し、サプレッサーT細胞を除去し、好ましくは自己由来の血清で前記単核細胞を懸濁し、患者の単核細胞を患者の腫瘍に対して活性化し且つ免疫感作する条件でこれら細胞を培養することにより、in vitroで製造する。
Claim (excerpt):
(a)腎細胞癌にかかっている個々の患者の血液から単核細胞を採取するステップと、(b)前記単核細胞を約39°C〜約40°Cの温熱条件で有効量のH2受容体アンタゴニストと共にインキュベートし、単核細胞からサプレッサーT細胞を除去するか又は化学的に不活性化するステップと、(c)ステップ(b)で得られた単核細胞を培養培地に懸濁させ、この懸濁単核細胞を自己由来血清及び非特異的リンパ球活性化物質と混合するステップと、(d)ステップ(c)の混合物を、約39°C〜約41°Cの温熱条件で、サプレッサー細胞の活性を低下させるのに有効な量のシメチジンを存在させて、単核細胞を患者の腎細胞癌に対してex vivoで活性化し且つ感作するのに十分な時間にわたり培養するステップと、(e)得られた免疫反応性感作細胞を有効量のガンマー線で照射して、活性化し且つ免疫感作した単核細胞の培養物中に存在し得る放射線感受性サプレッサー細胞を除去し、それによって患者の腎細胞癌に特異的な免疫反応性感作細胞を製造するステップとからなる免疫反応性感作細胞の製造方法。
IPC (5):
C12N 5/08 ,  A61K 35/14 ,  A61K 39/00 ADU ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/574

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