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J-GLOBAL ID:200903008256289683

磁気ディスク装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 秋本 正実
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992150891
Publication number (International publication number):1993342787
Application date: Jun. 10, 1992
Publication date: Dec. 24, 1993
Summary:
【要約】【目的】 スイングアームによってヘッドの位置決めおこなう磁気ディスク装置において、書き込みヘッドと読み出しヘッドが分離していても、ディスク上のどの位置にあるトラックにたいしても、ヘッドの位置決めを精密におこなうことができるようにさせることにある。【構成】 スイングアームの構成要素あるいはスライダの一部に圧電形振動子のような微少変位機構を組み込み、もしくは、スライダ全体を微少変位機構によって構成し、ヘッドの間隔をL、ヘッドの中心をむすぶ直線とトラックの中心に位置する円の接線とのなす角度をΘとしたときに、δ=L sinΘによってあらわされるヘッドの中心のずれ量δに関連する変位をトラックに応じてヘッドの一方になさせるように微少変位機構を駆動している。【効果】 書き込みヘッドと読み出しヘッドとが分離していても、記録情報の再生に誤りを発生することなしに、スイングアームによって位置決めをおこなえ、小形かつ大容量でかつ信頼性のたかい磁気ディスク装置を得られる。
Claim (excerpt):
ディスクと、ディスクに情報の書き込みおよびディスクからの情報の読み出しをおこなうヘッドと、これらのヘッドを支持しかつディスク外部にある支点を中心にして揺動するスイングアームと、スイングアームを揺動させるアクチュエータと、ヘッドをディスク上の任意の位置に移動をなさせるようにアクチュエータを制御する手段とからなっている磁気ディスク装置において、ヘッドが分離配置された書き込みをおこなうヘッドと読み出しをおこなうヘッドとからなり、スイングアームの構成要素の一部が分割されかつ微少変位機構によってつながれ、微少変位機構がヘッドの間隔をL、ヘッドの中心をむすぶ直線とトラックの中央にある円の接線とのなす角度をΘとしたときに、δ=L sinΘによってあらわされるヘッドの中心のずれ量δに関連する変位をトラックに応じてヘッドの一方になさせるように微少変位機構を駆動していることを特徴とする磁気ディスク装置。

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