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J-GLOBAL ID:200903008421272081
四面体格子の生成方式およびそのプログラムを記録した記録媒体
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
加藤 朝道
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997273922
Publication number (International publication number):1999096399
Application date: Sep. 19, 1997
Publication date: Apr. 09, 1999
Summary:
【要約】【課題】三次元のドローネ分割四面体格子の生成方法において、四面体格子の修正を伴わない簡便な算法で、しかも四面体格子生成の失敗を回避できる方式の提供。【解決手段】予め格子点を与えておくアドバンシング・フロント法を基本算法とし、解析領域表面にまず三角格子を生成し、各三角面を側面とする四面体要素を順次切り出して解析領域を埋めてゆき、このとき、四面体要素への分割が不可能となる多面体領域の発生を避けるため、三角面を一時退避する手段6を用いて、そのような多面体を発生させる可能性のある三角面の処理を後回しとする機構を備え、さらに、内部に格子点を含まない球面上に6点以上の格子点が位置する状態においても、その凸包領域内部を矛盾なく四面体分割できる手段8を備える。
Claim (excerpt):
偏微分方程式を数値的に解くために、三次元の解析領域を離散化する四面体格子を生成するにあたり、予め領域の表面に三角格子を生成しておき、その三角面に対して頂点となる格子点を与えて四面体要素を切り出し、残りの三次元領域に対して再び同様の方法で四面体要素を切り出すという手順を繰り返すことで、四面体格子を生成するアドバンシング・フロント法を用いた四面体格子の生成方式において、未だ四面体要素切りだし処理が行われていない三角面の中から指定された三角面を処理対象から外して一時退避する手段と、ある三角面を使って四面体要素を切り出す際に、複数の格子点が候補点となった場合に、該候補点と三角面から構成される凸包領域を矛盾無く四面体要素に分割する手段と、を含むことを特徴とする四面体格子の生成方式。
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