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J-GLOBAL ID:200903008480208222

受動的熱回収を用いた吸着式ヒートポンプ

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 伊東 忠彦 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995212100
Publication number (International publication number):1997053863
Application date: Aug. 21, 1995
Publication date: Feb. 25, 1997
Summary:
【要約】【課題】 本発明は、ヒートポンプ及びその操作方法に関し、大きな熱移送面を必要としない、改良された反応器加熱方法を備えたヒートポンプ構成、及び、単一の反応器のみを用い、サイクル効率を改善する効果を有するヒートポンプ構成を提供することを目的とする。【解決手段】 単一吸着式反応器構造を備える単純化された構成を用いたヒートポンプ装置。吸着剤・反応剤の組として炭素・アンモニアが用いられる。反応器の加熱及び冷却はアンモニアの加熱・冷却により直接行われる。
Claim (excerpt):
第1の流体回路と、第2の流体回路と、連通選択制御手段とを備え、前記第1の流体回路は、流体が通過できるように操作可能に構成された吸着式反応器であって、前記吸着式反応器の少なくとも一つは第1の端部と第2の端部とを備え、内部に吸着式材料を更に備えた吸着式反応器と、前記少なくとも一つの吸着式容器の中の前記吸着式材料により吸着及び放出され得て、更に、ヒートポンプ装置内で気相から液相、及び、液相から気相への相変化を受け得るある量の流体と、前記流体に比して化学的に不活性であって、流体が通過できるように操作可能に構成され、第1の端部と第2の端部とを備え、前記流体からの熱を受容して保存した後、保存した熱を液体に戻す熱受容保存手段と、前記少なくとも1つの吸着式反応器の第1の端部と、前記熱受容保存手段の第2の端部との間の第1の流体回路内に操作可能に配置され、前記第1の流体回路の流体を選択的に加熱する流体加熱手段と、前記流体を逆転可能に推進して前記第1の流体回路に流通させる流体推進手段とを備え、前記第2の流体回路は、前記流体を気相から液相に凝縮させる流体凝縮手段と、前記流体凝縮手段と操作可能に連通し、前記凝縮流体を受容する凝縮流体受容手段と、前記凝縮流体受容手段と操作可能に連通し、前記凝縮流体を液相から気相へ気化する凝縮流体気化手段とを備え、前記連通選択制御手段は、前記第1の流体回路の圧力が所定圧力より小さい場合には、ある量の気相流体が前記第2の流体回路から前記第1の流体回路へ放出されることを可能にすることにより、前記流体受容手段の液相流体の気相への相変化を生じさせ、前記第2の流体回路の熱吸着を可能にし、前記第1の流体回路の圧力が所定圧力より大きい場合には、所定量の気相流体が前記第1の流体回路から前記第2の流体回路へ放出されることを可能にすることにより、前記流体受容手段の気相流体の液相への相変化を生じさせ、前記第2の流体回路の熱放出を可能にするように、前記第1の流体回路と前記第2の流体回路の間の流体の連通を選択的に可能にする、所定場所への、あるいは、所定場所からの熱の移送を行うヒートポンプ装置。

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