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J-GLOBAL ID:200903008587937243

低結合性表面の作成方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 柳田 征史 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998519407
Publication number (International publication number):2001502959
Application date: Oct. 03, 1997
Publication date: Mar. 06, 2001
Summary:
【要約】(1)溶剤及びHLB数が5より小さい非イオン性界面活性剤からなる塗布溶液をポリマー表面に塗布し;(2)表面を乾燥して溶剤を除去し、よって疎水性表面に界面活性剤を直接接触させることにより、タンパク質結合レベルが約50〜80ng/cm2より小さい親水性ポリマー表面か得られる。低HLB数と乾燥工程の組合せにより、水及び/またはタンパク質を含有する溶液による多数回の洗浄に耐えることのできる低結合性表面を作成できることがわかった。あるいは、溶融ポリマーに接触しポリマーを所望の形状、例えば多ウエル滴定板、ピペット吸い口等に成形する金型表面に非イオン性界面活性剤を塗布することにより低結合性表面を作成できる。さらに、製品の成形に先だちHLB数が10以下の非水溶性非イオン性界面活性剤をポリマー配合物に加えることにより低結合性表面を作成することもできる。
Claim (excerpt):
水溶液中における有機物質の疎水性表面への結合能力を低減するように前記 疎水性表面を処理する方法において、前記方法が: (a)(i)5以下の親水性-親油性バランス数及び(ii)水溶液中に伸び出 すことのできる親水性要素を少なくとも1つ有する非イオン性界面活性剤を溶 剤中に含む塗布溶液を前記疎水性表面に塗布し; (b)工程(a)の前記被覆された疎水性表面を乾燥して前記塗布溶液から前 記溶剤を除去し、よって前記非イオン性界面活性剤を前記疎水性表面に結合さ せる; 工程を含み、 前記塗布及び乾燥工程を有機溶剤による中間洗浄工程を入れずに行うことを 特徴とする方法。
IPC (2):
B05D 5/08 ,  B05D 3/02
FI (2):
B05D 5/08 Z ,  B05D 3/02 Z
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 特開昭55-086829
  • 特開昭57-061036
  • 帯電防止性延伸フィルム
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平5-203083   Applicant:出光興産株式会社

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