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J-GLOBAL ID：200903008708610018

燐酸形燃料電池触媒のカーボン担体の製造方法

Inventor： 榎本 博文 ,  藁谷 修三
Applicant, Patent owner： 富士電機株式会社
Agent (1)： 山口 巖
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992282089
Publication number (International publication number)：1994140047
Application date： Oct. 21, 1992
Publication date： May. 20, 1994
Summary：

【要約】【目的】触媒のカーボン担体に白金粒子を高分散状態に担持させ、燃料電池の初期特性を向上させる。【構成】オイルファーネスブラックを用いて、不活性ガス中で2700°Cの高温熱処理を行ない、比表面積が50〜100m2 /gの黒鉛化カーボンブラックを作製し、さらにこれを80°C以上の飽和水蒸気を含んだ窒素ガス雰囲気中で、900〜1000°Cに加熱する水蒸気賦活処理を行なって、その比表面積を100〜200m2 /gとしたカーボン担体を作製する。水蒸気賦活処理を施した黒鉛化カーボンブラックは、燐酸電解質に対して濡れ難くしかも比表面積が大きいので、白金粒子を分散度高く担持することができ、この担体を用いた触媒を備えた燃料電池は、寿命特性のみならず初期特性が向上する。

Claim (excerpt)：

カーボンに白金を担持してなる燐酸形燃料電池触媒のカーボン担体を製造するに当たり、カーボンとしてオイルファーネスブラックを用いてこれを黒鉛化した後、さらに水蒸気賦活処理を施すことを特徴とする燐酸形燃料電池触媒のカーボン担体の製造方法。

IPC (2)：

H01M 4/86 ,  H01M 4/88