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J-GLOBAL ID:200903009026057640

廃ニッケル・水素二次電池からの有価物回収方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995261971
Publication number (International publication number):1997082371
Application date: Sep. 18, 1995
Publication date: Mar. 28, 1997
Summary:
【要約】【課題】 装置の腐食の問題が少なく、少ない工業薬品使用量で、廃ニッケル・水素二次電池から、銅、鉄等の不純物が混入した場合でも、効率的にニッケル、コバルト、レアアース等の有価物を回収する。【解決手段】 使用済みのニッケル・水素二次電池を破砕・解砕・篩分し、プラスチックス、鉄、発泡ニッケル等を含む粗粒部と水酸化ニッケル及び水素吸蔵合金を含む細粒部に分離する工程、篩分後の粗粒部から磁力選別によりプラスチックス、紙を除去した後、燃焼により残存するカーボン等の有機物を完全に除去し、粉砕・篩分により鉄の除去を行い発泡ニッケルを回収する工程、篩分後の細粒部からナトリウム、カリウム等のアルカリ金属を含んだ硫酸溶液でニッケル、コバルトを溶解し、セリウム、ランタン等のレアアースをアルカリ金属との硫酸複塩の沈殿物として分離し、レアアースを回収する工程、ニッケル、コバルトの硫酸溶液をカソード部のpHを4以上に調整して電解することにより、ニッケル、コバルトを金属として回収する工程とからなる廃ニッケル・水素二次電池からの有価物回収方法。
Claim (excerpt):
使用済みのニッケル・水素二次電池を破砕・解砕・篩分し、プラスチックス、鉄、発泡ニッケル等を含む粗粒部と水酸化ニッケル及び水素吸蔵合金を含む細粒部に分離する工程、篩分後の粗粒部から磁力選別によりプラスチックス、紙を除去した後、燃焼により残存するカーボン等の有機物を完全に除去し、粉砕・篩分により鉄の除去を行い発泡ニッケルを回収する工程、篩分後の細粒部からナトリウム、カリウム等のアルカリ金属を含んだ硫酸溶液でニッケル、コバルトを溶解し、セリウム、ランタン等のレアアースをアルカリ金属との硫酸複塩の沈殿物として分離し、レアアースを回収する工程、ニッケル、コバルトの硫酸溶液をカソード部のpHを4以上に調整して電解することにより、ニッケル、コバルトを金属として回収する工程とからなることを特徴とする廃ニッケル・水素二次電池からの有価物回収方法。
IPC (2):
H01M 10/54 ,  C22B 23/00
FI (2):
H01M 10/54 ,  C22B 23/04

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