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J-GLOBAL ID:200903009259947157

カルシウム強化卵油の製造法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991351139
Publication number (International publication number):1993132692
Application date: Nov. 09, 1991
Publication date: May. 28, 1993
Summary:
【要約】目的卵黄から卵油を溶剤抽出する過程で、卵黄に一定量の水酸化カルシウムを添加することによって遊離リン酸を脱酸処理し、卵油中のカルシウム含量を増大させることを目的とする。構成一般に卵黄を有機溶剤で抽出した場合、リンはほぼ全量卵油に移行するが卵油役割を持つビタミンDが沢山含まれていることから卵油のカルシウムの強化を検討した。そこで卵黄に含有するリンをリン酸に換算し、このリン酸を中和するに必要な水酸化カルシウム量を算出し、卵黄に加え、加熱し溶剤抽出すると卵油中のカルシウム含量を増大させることが分った。又水酸化カルシウムの添加は加熱過程での卵黄の褐変化を防止し、更に卵油の酸価の増大を抑制することも分った。本発明は従来の卵油製品と比べてカルシウムを多量に含有する新規な卵油の製造法を提供するものである。
Claim (excerpt):
〔請求項1〕卵黄から卵油を抽出する工程で一定量の水酸化カルシウムを添加することによって遊離リン酸を脱酸処理することを特徴とする。〔請求項2〕卵油中のカルシウムとリンの含有比率を調整することを特徴とする。〔請求項3〕卵黄の褐変化を防止し卵油の酸価の増大を抑制する等、品質の劣化の防止を特徴とする。
IPC (5):
C11B 1/10 ,  A23L 1/32 ,  C11B 3/06 ,  A23L 1/304 ,  A61K 35/54 ADF

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