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J-GLOBAL ID:200903009371994940

硬質熱可塑性樹脂組成物およびその射出成形体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 諸石 光▲ひろ▼ (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991261897
Publication number (International publication number):1993098094
Application date: Oct. 09, 1991
Publication date: Apr. 20, 1993
Summary:
【要約】【目的】高い低温衝撃強度、剛性度、ロックウエル硬度を有し、かつ小さい線膨張係数を有する硬質の熱可塑性樹脂組成物およびその射出成形体の提供。【構成】結晶性プロピレン-エチレンブロックコポリマー(A)54重量%、エチレン-ブテン-1共重合体ゴム(B)13重量%、エチレン-プロピレン共重合体ゴム(C)13重量%、タルク(D)20重量%よりなり、(A)のMFRが58、〔η〕T が1.4、EP含量12重量%、P部のQ値が4、〔η〕P が0.9、EP部の〔η〕EPが5.2、エチレン含量が32重量%、(B)のQ値が2.2、ブテン-1含量が18重量%、〔η〕が1.9、ムーニー粘度が66、(C)のQ値が2.3、ポリプロピレン含量が27重量%、〔η〕が2.1、ムーニー粘度が88、(D)の平均粒径が2.1μmで、かつMFR17、曲げ弾性率が17500である硬質熱可塑性樹脂組成物およびその射出成形体。
Claim (excerpt):
結晶性ポリプロピレン(A):45重量%以上、エチレン-ブテン-1共重合体ゴム(B):10〜20重量%、エチレン-プロピレン共重合体ゴム(C):10〜20重量%、タルク(D):15〜25重量%、よりなり、結晶性ポリプロピレン(A)は下記の(i)又は(ii)から選ばれる一種であり、かつ(A)、(B)、(C)および(D)は下記の構造および物性を有し、(A)の結晶性プロピレン-エチレンブロックコポリマーの第2セグメント量を(A)’としたとき、式、(A)+(B)+(C)+(D)=100重量% (1)(B)+(C)+(D)≧35重量% (2)0.3≦{〔(A)’+(B)+(C)〕/100}≦0.4 (3)0.1≦{(A)’/〔(A)’+(B)+(C)〕} (4)0.4≦{(B)/〔(B)+(C)〕}≦0.6 (5)を満足し、かつメルトフローレート(230°C、2.16kg荷重下)が15〜25(g/10分)であり、23°Cにおける曲げ弾性率が15000(kg/cm2 )以上であることを特徴とする硬質熱可塑性樹脂組成物。但し、結晶性ポリプロピレン(A):(i)第1セグメントであるプロピレンホモポリマー部分のGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)法によるQ値(=重量平均分子量の数平均分子量に対する比)が5以下、135°Cテトラリン溶液の固有粘度が0.85〜0.95(dl/g)、第2セグメントであるプロピレン-エチレンランダムコポリマー部分の135°Cテトラリン溶液の固有粘度が4.5〜5.5(dl/g)、プロピレン/エチレンの割合が75/25〜60/40(重量%比)である結晶性プロピレン-エチレンブロックコポリマー、(ii)(i)の結晶性プロピレン-エチレンブロックコポリマーとGPC法によるQ値が5以下、135°Cテトラリン溶液の固有粘度が0.85〜0.95(dl/g)である結晶性プロピレンホモポリマーの混合物、エチレン-ブテン-1共重合体ゴム(B):GPC法によるQ値が2.7以下、ブテン-1含量が15〜20重量%、70°Cキシレン溶液の固有粘度が1.1〜2.1(dl/g)、かつ100°Cでのムーニー粘度ML1+4 100が7〜90、エチレン-プロピレン共重合体ゴム(C):GPC法によるQ値が2.7以下、プロピレン含量が20〜30重量%、70°Cキシレン溶液の固有粘度が1.8〜2.2(dl/g)、かつ100°Cでのムーニー粘度ML1+4 100が35〜100、タルク(D):平均粒径が4μm以下。
IPC (11):
C08L 23/10 LCD ,  B29C 45/00 ,  B60R 19/02 ,  C08K 3/34 KEF ,  C08L 23/10 LCN ,  C08L 53/00 LLY ,  C08L 23/10 ,  C08L 53:00 ,  C08L 23:08 ,  B29K 23:00 ,  B29L 31:30

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