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J-GLOBAL ID:200903009455121720

交流型プラズマディスプレイパネル、交流型プラズマディスプレイパネル用基板及び交流型プラズマディスプレイパネル用保護膜材料

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉田 茂明 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998145831
Publication number (International publication number):1999339665
Application date: May. 27, 1998
Publication date: Dec. 10, 1999
Summary:
【要約】【課題】 AC型PDPの保護膜の二次電子放出率の向上を図り、放電のちらつきや不点灯を抑制・除去する。【解決手段】 ガラス基板1の表面上に互いに平行なX電極10とY電極とが延長形成され、これらの電極及びガラス基板1の上記表面を全面的に被覆する誘電体層2が形成され、誘電体層2の表面を全面的に被覆する保護膜3が形成されている。保護膜3は、塩基性炭酸マグネシウム五水和物の粉末と酸化鉄の粉末とを所定の割合で混合し、金型に入れて加圧成型した後に、大気中で1400 ゚Cの温度で30分の焼成により形成されるペレットを、電子ビーム蒸着法の蒸着源として用いて成膜される。保護膜3は、成膜後に真空中あるいは還元性雰囲気中で350 ゚C〜500 ゚Cの加熱処理が施される。保護膜3は、酸化マグネシウムと酸化鉄とが固溶して成り、酸化鉄の濃度は0.1モル%〜20モル%である。
Claim (excerpt):
放電空間に面し、電極を被覆する誘電体上に形成された保護膜を備える交流型プラズマディスプレイパネルであって、前記保護膜は、酸化マグネシウムと酸化状態の価数が3価、4価又は5価のいずれかである金属元素の酸化物とが固溶して成り、前記金属酸化物の濃度は0.1モル%乃至20モル%の濃度範囲内であることを特徴とする、交流型プラズマディスプレイパネル。

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