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J-GLOBAL ID:200903009504171410

水中作業機用堆積物取込み装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 飯沼 義彦 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996293405
Publication number (International publication number):1998114966
Application date: Oct. 15, 1996
Publication date: May. 06, 1998
Summary:
【要約】【課題】 本発明は、水中作業機のラダー先端部に装着される堆積物取込み装置に関し、特に堆積物の掘削,破砕を効率よく行なえるようにするとともに、付近の水中への汚濁の拡散を十分に防止できるようにする。【解決手段】 掘削用ティース36付きバケット11をもつバケットホイール9の回転に伴い、水底の堆積物を掘削し掬い上げた掘削物を、バケットホイール9と共に旋回する旋回棒41と固定スリット部材42との微小隙間に挟み込んで破砕してから、水と共にサクションマウス10へ吸引して、ラダー13に沿う配管14を通じ搬送する。バケットホイール9はカバー30で上方から覆われており、同カバー下端から下方へ形成されるウォーターカーテン34と相まって、付近の水中への汚濁拡散が抑制される。
Claim (excerpt):
水中作業機に俯仰旋回可能に設けられたラダーの先端部に装着される堆積物取込み装置において、上記ラダーの先端部で水平軸線のまわりに回転しうるバケットホイールと、同バケットホイールの下端部の露出を許容する下端開口を有しながら同バケットホイールを上方から覆うようにして上記ラダー先端部に取付けられたカバーと、上記バケットホイールの回転に伴う水底堆積物の掘削により掬い上げられた掘削物を上記カバーの内部で破砕するクラッシャと、同クラッシャによる破砕物を水と共に吸引すべく上記ラダーに沿う搬送配管の先端に接続されるサクションマウスとをそなえ、上記バケットホイールが、上記ラダーの先端部で水平軸線のまわりに回転駆動可能に設けられた円筒部材と、同円筒部材の内部に連通するように同円筒部材の外周に沿い等間隔に固着された多数の掘削用ティース付きバケットとで構成されるとともに、上記クラッシャが、上記円筒部材の内周壁から上記水平軸線へ向け突設されて同円筒部材と一体に旋回しうる並列型の複数の旋回棒と、同旋回棒が微小隙間をあけて通過しうるように上記カバーの内部で上記サクションマウスの外周壁に固着されたスリット部材とで構成され、上記カバーの下端開口の周縁部に、同周縁部から下方へウォーターカーテンを形成しうるノズル付き散水管が設けられたことを特徴とする、水中作業機用堆積物取込み装置。

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