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J-GLOBAL ID:200903009795793090

車両用駆動力制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 杉村 暁秀 (外5名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992237116
Publication number (International publication number):1994081684
Application date: Sep. 04, 1992
Publication date: Mar. 22, 1994
Summary:
【要約】【目的】 駆動トルク制御のスリップ基準値の設定のための旋回/直進判断に用いる旋回基準値を、コーナ進入時の車両の安定性の確保とコーナ脱出時の車両の加速性の確保とが両立するように設定する。【構成】 前後輪の車輪回転数VFL,VFR,VRL,VRR、横G値YgをCPU11に入力する。CPU11は所定の制御プログラムを実行して、駆動トルク制御に用いるスリップ基準値の設定のための旋回状態/直進状態判断領域が、コーナ進入時とコーナ脱出時とで異なるように旋回基準値を設定し、この旋回基準値による旋回状態/直進状態判断に基づいて設定したスリップ基準値によって、駆動トルク制御を行う。
Claim (excerpt):
駆動輪の駆動スリップ状態を検出する駆動スリップ検出手段と、車両の旋回状態を表わす旋回信号を発生する旋回信号発生手段と、この旋回信号と予め設定した旋回基準値との比較に基づき車両が直進状態か旋回状態かを判断する直進旋回判断手段と、該直進旋回判断手段からの信号に基づき、前記駆動輪のスリップ基準値を車両が旋回状態の場合には直進状態の場合よりも小さく設定するスリップ基準値設定手段と、このスリップ基準値と検出した駆動スリップ状態とに基づき駆動トルク制御を行う駆動トルク制御手段とを具える、車両用駆動力制御装置において、前記旋回基準値を、車両が直進状態から旋回状態へ移行する場合には旋回状態判断領域を拡大し、車両が旋回状態から直進状態へ移行する場合には直進状態判断領域を拡大するように設定することを特徴とする、車両用駆動力制御装置。

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