Pat
J-GLOBAL ID:200903009873380970

自動車のリヤフロア構造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 三好 秀和 (外8名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996127331
Publication number (International publication number):1997309463
Application date: May. 22, 1996
Publication date: Dec. 02, 1997
Summary:
【要約】【課題】 後面衝突時における車体後部の強度剛性の向上を図る。【解決手段】 リヤパネル3のフロアサイド部8とこれに続くスペアタイヤパン7の側壁部12の前部を、リヤホイールハウスインナ4の後側湾曲コーナー部9に対応した部分で切欠したことにより、前記フロアサイド部8とそれに続くスペアタイヤパン7の底面部11、側壁部12、およびコーナー壁15の各連設部分を、小さな曲率半径で略直角に曲折成形することが可能となり、後面衝突入力に対するリヤパネル3自体の座屈剛性を高めることができる。しかも、コーナー壁15と前記切欠縁に亘って接合したガセットメンバ17を車体前後方向の骨格部材であるリヤサイドメンバ5と、車副方向の骨格部材であるクロスメンバ13に跨って結合してあるため、車体後部の捩じれ剛性を高められることは勿論、後面衝突入力をリヤサイドメンバ5からクロスメンバ13へスムーズに分散荷重させてリヤサイドメンバ5の湾曲部分に応力が集中するのを回避することができ、車体後部の剛性を高めることができる。
Claim (excerpt):
リヤフロアパネルをフロントパネルとリヤパネルとで構成し、該フロントパネルの後部に、リヤホイールハウスインナの側面に沿って接合されて車体前後方向に延在するリヤサイドメンバよりも地上高の高いタンク格納部を車幅方向に形成する一方、該リヤフロアパネルのリヤパネルの中央部にその前縁に亘ってスペアタイヤパンを凹設し、前記フロントパネルのタンク格納部の後部縦壁の下縁を該リヤパネルの前縁に接合すると共に、該リヤパネルのスペアタイヤパン側部のフロアサイド部をリヤサイドメンバ上面に接合し、かつ、前記タンク格納部の後部縦壁の前面に、閉断面を形成する断面略コ字形のクロスメンバを車幅方向に接合して、該クロスメンバの両端をリヤサイドメンバの下壁と側壁に接合した構造において、前記リヤパネルのフロアサイド部とこれに続くスペアタイヤパンの側壁部の前部を、リヤホイールハウスインナの後側湾曲コーナー部で切欠して、該リヤホイールハウスインナの後側湾曲コーナー部に対応するスペアタイヤパンの側壁部と前縁との間のコーナー部分に、該側壁部の略下半部高さでスペアタイヤパン側に膨出する弧状のコーナー壁を形成し、これらフロアサイド部とスペアタイヤパンの側壁部、底面部、およびコーナー壁の各連設部分を略直角に曲折成形する一方、前記コーナー壁に沿う弧状の側壁と該側壁に続く上、下壁とで断面略コ字形に形成したガセットメンバを、前記リヤパネルのコーナー壁の上縁部から前記切欠縁に亘って嵌合して接合し、かつ、該ガセットメンバをリヤサイドメンバに外嵌して接合すると共に、該ガセットメンバの前端部をタンク格納部の後部縦壁およびクロスメンバに突き合わせて接合したことを特徴とする自動車のリヤフロア構造。
IPC (2):
B62D 25/20 ,  B62D 25/08
FI (2):
B62D 25/20 H ,  B62D 25/08 L

Return to Previous Page