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J-GLOBAL ID:200903010067344929

断熱自動車

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 加藤 朝道
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998509294
Publication number (International publication number):2001500818
Application date: Aug. 12, 1997
Publication date: Jan. 23, 2001
Summary:
【要約】自動車の車室の内部には、外部との境界面に、好ましくは、完全な断熱が達成される程度に断熱材が設けてある。このような完全断熱にもとづき、可成の軽量化および車両に暖房および/または空調系を使用する場合に可能なエネルギ節減を達成でき、対応して環境汚染放射を減少できる。再生可能素材を単独にまたはプラスチックと組合せて複合材として自動車の個々の範囲に断熱材料として使用すれば、上記方策のエコロジー効果が、特に増強される。更に、断熱材料は、適切に設計すれば、実際の断熱効果に加えて、重量、機械的安定性および防音に関する補足的改善に寄与し、自動車の利用性およびエコロジー的協調性を実質的に改善する。
Claim (excerpt):
からなる車室の形の内部スペースを有する自動車において、外部を画成する中空スペースおよび/または内部スペース(11)の面が、断熱材料を備えているか断熱材料から構成されていることを特徴とする自動車。2. 断熱材料が、合成物質ないし樹脂からなることを特徴とする請求項1に記載の自動車。3. 断熱材料が、少なくとも1つの再生可能素材または前記素材の化合物/誘導体からなることを特徴とする請求項1に記載の自動車。4. 断熱材料が、一方の合成材料と他方の再生可能素材とからなる複合材料からなることを特徴とする請求項2又は3に記載の自動車。5. 内部スペース(11)の外部を規定するすべての面が、完全断熱の達成のため、断熱材料を備えており、窓が、好ましくは、断熱ガラスから構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車。6. トランク(17)または荷物室の内面にも、断熱材料を備えていることを特徴とする請求項1に記載の自動車。7. トランク/荷物室が、共に、自動車の換気系に統合されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車。8. 断熱材料が、形状および/または材料選択および/または取付に関して関連の構造部材の特殊機能に適合するよう構成された構造部材特有の断熱体から形成されていることを特徴とする請求項1-3の1つにに記載の自動車。9. 断熱体が、関連の構造部材(例えば、ドア)において機械的支持機能または強化機能を果たすことを特徴とする請求項8に記載の自動車。10. 断熱体が、自動車の事故の危険性のある範囲(例えば、計器板の範囲(9))において弾性的または可撓性に且つエネルギ吸収性に構成されていることを特徴とする請求項8に記載の自動車。11. 断熱体が、例えば、内部スペースおよびトランクの床範囲(10,16)において、境界面範囲の高い圧力作用を受容、分配する高負荷可能な表面を有することを特徴とする請求項8に記載の自動車。12. 断熱体が、例えば、敷居(21)および横梁(22)において、全ての側において限定(画成)された中空スペースの発泡によって形成されていることを特徴とする請求項8に記載の自動車。13. 例えば、帽子置き範囲(13)において、当該の構造部材が、完全に、固有剛性が十分な断熱体から構成されていることを特徴とする請求項8に記載の自動車。14. 断熱体が、関連の機能構造部材(例えば、後席範囲(12)のシートおよび背凭れ)に補助部材として組込まれていることを特徴とする請求項8に記載の自動車。15. 断熱体が、自動車の内部スペース(11)および/またはトランク(17)および/または荷物室の外側パネルの内面に直接に保持されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車。16. 断熱体が、外側パネルの内面に面結合されていることを特徴とする請求項15に記載の自動車。17. 断熱体が、外側パネルの外面に直接に保持され、耐候性外皮を備えていることを特徴とする請求項1に記載の自動車。18. 外側パネル(1)と断熱体との間には、外気と連通する後部換気系(27,28)が設けてあることを特徴とする請求項15に記載の自動車。19. 構造部材特有の断熱体が、当該の構造部材の機能要素の支持にも役立ち得る補強材を包含する均一な基材からなることを特徴とする請求項8に記載の自動車。20. 補強材が、金属からなる形状体または押抜プレス部材であることを特徴とする請求項19に記載の自動車。21. 補強材が、再生可能素材からなる成形部材であることを特徴とする請求項19に記載の自動車。22. 補強材が、高強度合成物質(ないし樹脂)からなる成形部材であることを特徴とする請求項19に記載の自動車。23. 特に、エンジン室に隣接する範囲では、材料選択および/または形状によって断熱体が吸音性に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車。24. 特にルーフ範囲の後部換気系が、自動車の換気系に組込まれていることを特徴とする請求項18に記載の自動車。25. 受動的換気要素(例えば、空気案内ダクト)および/または能動的換気要素(例えば、太陽電池運転のファン)が、後部換気を実現または支援することを特徴とする請求項24に記載の自動車。
IPC (4):
B60R 13/08 ,  B60J 5/00 ,  B60R 21/02 ,  B60R 21/04
FI (4):
B60R 13/08 ,  B60R 21/02 M ,  B60R 21/04 E ,  B60J 5/00 501 C
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (9)
  • 特公平5-064092
  • 特表平7-501768
  • 特開昭55-084655
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