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J-GLOBAL ID:200903010113458616

5,11-ジヒドロ-6H-ジピリド[3,2-b:2’,3’-e[1,4ジアゼピンの調製方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中村 稔 (外8名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991271445
Publication number (International publication number):1993163272
Application date: Oct. 18, 1991
Publication date: Jun. 29, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 HIV 感染症の予防及び治療に有益な5,11-ジヒドロ-6H-ジピリド[3,2-b:2’,3’-e][1,4]ジアゼピンの調製方法を提供する。【構成】 ホフマン転移により2,6-ジクロロ-3-ピリジンカルボキサミドを2,6-ジクロロ-3-アミノピリジンに変換し、2-クロロニコチン酸と反応させて2,6-ジクロロ-3-(2’-クロロ-3’-ニコチニル)カルボキサミドピリジンを生成し、さらにアミンと反応させて2,6-ジクロロ-3-(2’-アミノ-3’-ニコチニル)カルボキサミドピリジンを生成し、ついでこれを水素化して5,11-ジヒドロ-6H-ジピリド[3,2-b:2’,3’-e][1,4]ジアゼピンを生成する、或る種の5,11-ジヒドロ-6H-ジピリド[3,2-b:2’,3’-e][1,4]ジアゼピンの調製方法。
Claim (excerpt):
次式により表される化合物の調製方法であって、【化1】(式中、R1 は水素、1〜4個の炭素原子のアルキル、1〜4個の炭素原子のアルコキシまたはアルキルチオ、2〜4個の炭素原子のアルコキシカルボニル、トリハロメチル、1〜4個の炭素原子のヒドロキシアルキル、2〜4個の炭素原子のアルカノイル、2〜4個の炭素原子のアルカノイルオキシ、1〜4個の炭素原子のアルカノイルアミノ、1〜4個の炭素原子のアミノアルキル、アルコキシカルボニルアルキル(そのアルコキシ部分及びアルキル部分は夫々1〜2個の炭素原子を含む)、2〜4個の炭素原子のカルボキシアルキル、モノ-またはジ-アルキルアミノ(夫々のアルキル部分は1〜2個の炭素原子を含む)、シアノ、ニトロ、ヒドロキシル、カルボキシ、アミノ、モノ-またはジ-アルキルアミノアルキル(夫々のアルキル部分は1〜2個の炭素原子を含む)、アジドまたはハロゲンであり;R2 は水素または1〜3個の炭素原子のアルキルであり、但しR1 が水素または1〜3個の炭素原子のアルキル以外である場合、R2 は水素であり;R3 は1〜5個の炭素原子のアルキルまたはフルオロアルキル、3〜6個の炭素原子のシクロアルキル、2〜5個の炭素原子のアルケニルまたはアルキニル、2〜4個の炭素原子のアルコキシアルキルまたはアルキルチオアルキル、2〜4個の炭素原子のアルカノイル、2〜4個の炭素原子のヒドロキシルアルキル、アリールメチル(そのアリール部分はフェニル、チエニルまたはフラニルであり、これらは未置換または1〜3個の炭素原子のアルキルもしくはアルコキシ、ヒドロキシルまたはハロゲンにより置換されている)、フェニル(これは未置換または1〜3個の炭素原子のアルキルもしくはアルコキシ、ヒドロキシまたはハロゲンにより置換されている)、またはアルコキシカルボニルメチル(そのアルコキシ部分は1〜5個の炭素原子を含む)であり;R4 、R5 及びR6 の一つは1〜4個の炭素原子のアルキル、2〜4個の炭素原子のアルケニルまたはアルキニル、トリハロメチル、1〜4個の炭素原子のヒドロキシアルキル、2〜4個の炭素原子のアルキルオキシアルキルまたはアルキルチオアルキル、アルキルオキシカルボニルアルキル(そのアルキル部分は夫々1〜2個の炭素原子を含む)、ヒドロキシル、1〜4個の炭素原子のアルキルオキシまたはアルキルチオ、2〜4個の炭素原子のヒドロキシアルキルオキシ、2〜4個の炭素原子のアルカノイルオキシ、1〜4個の炭素原子のアルキルスルフィニルまたはアルキルスルホニル、2〜6個の炭素原子のアルカノイル、アルコキシカルボニル(そのアルキル部分は1〜3個の炭素原子を含む)、1〜4個の炭素原子のアミノアルキル、モノ-またはジ-アルキルアミノアルキル(夫々のアルキル部分は1〜2個の炭素原子を含む)、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アジドまたはカルボキシルであり、その他の二つの置換基が水素であり;または、R4 、R5 及びR6 の二つは独立に1〜2個の炭素原子のアルキル、トリハロメチル、1〜2個の炭素原子のアルキルオキシまたはアルキルチオ、またはハロゲンであり、残りの置換基が水素であり;またはR4 、R5 及びR6 は夫々水素である)上記の方法がa)式:【化2】を有する化合物を水溶液中で約0°C〜約100 °Cで塩基及びハロゲン化物と反応させて式:【化3】を有する化合物を生成する工程、b)a)で調製した式III の化合物を無水有機溶媒中で約20°C〜約80°Cで式:【化4】(式中、R4 、R5 及びR6 は上記のとおりである)を有する化合物と反応させて式:【化5】を有する化合物を生成する工程、c)b)で調製した式IVの化合物を不活性有機溶媒中で約20°C〜約150 °Cで式R3 NH2 の化合物と反応させて式:【化6】の化合物を生成する工程、d)c)で調製した式V の化合物を水素化ナトリウムを含む不活性有機溶媒中で約60°C〜約150 °Cで加熱し、次いで得られた溶液を金属触媒の存在下で約20〜約100 °Cで水素化して式Iの化合物を含む混合物を生成し、次いでその混合物から式Iの化合物をそのまままたはその塩として分離する工程を含むことを特徴とする前記の化合物の調製方法。
IPC (3):
C07D471/14 102 ,  A61K 31/55 ADY ,  C07B 61/00 300

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