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J-GLOBAL ID:200903010125740660
エポキシド誘導体のカルボニル化方法
Inventor:
,
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
絹谷 信雄 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2000065750
Publication number (International publication number):2000281695
Application date: Mar. 06, 2000
Publication date: Oct. 10, 2000
Summary:
【要約】【課題】 エポキシド誘導体から高い反応性と選択性で3ヒドロキシルアルデヒド誘導体あるいは3-ヒドロキシ酸エステル誘導体及び1,3-アルカンジオール誘導体を製造する方法を提供すること。【解決手段】 コバルト化合物及び1X族金属とシクロペンタジェニル基が結合した遷移金属化合物またはその誘導体を触媒としてヒドロフルミル化反応を行いあるいはコバルト触媒の存在下に、COとH2 を用いてヒドロエステル化反応を行いさらに得られた3-ヒドロキシ酸エステル誘導体を触媒の存在下に水素添加反応を行う。
Claim (excerpt):
下記構造式(A-1)または(A-2)で表されるシクロペンタジエニル基を含有する遷移金属化合物;または前記遷移金属化合物と一つ以上の作用基を有する化合物とを反応させて合成される化合物であることを特徴とするエポキシド誘導体のヒドロホルミル化反応に用いるための遷移金属触媒:【化学式1】【化学式2】前記式において、Mは周期律表で9族の遷移金属のコバルト、ロジウムまたはイリジウムで、金属の酸化数は1価または3価であり;(a)は、BF4 - 、PF6 - 、ClO4 - 、SO3 CF3 - またはBR′4- (前記R′は、水素;またはC1 〜C10 の飽和または不飽和の脂肪族鎖または環状炭化水素 や芳香族炭化水素を含む炭素鎖を有するアルキル基である)の1価陰イオン;F、Cl、BrまたはIのハロゲン;またはCO3 2-またはSO4 2-の2価陰イオンであり;lは、(a)が1価陰イオンまたはハロゲンの場合には0〜2の定数で、(a)が2価陰イオンの場合には0または1であり;mは、(a)が1価陰イオンまたはハロゲンの場合には0、2または4の定数で、(a)が2価陰イオンの場合には0、1または2であり;R1 〜R5 は、各々独立的に水素;C1 〜C20 までの飽和または不飽和の脂肪族 炭化水素または芳香族炭化水素、鎖の末端または中間にニトリル基を含んだり、鎖の末端または中間にアミン基を含む飽和または不飽和の脂肪族炭化水素または芳香族炭化水素;またはF、Cl、Br、またはIのハロゲンであり;Xa 、Yb 及びZc でa、b及びcは0〜3の定数で、a+b+c=3であり;Xa 、Yb 及びZc は、各々独立的に一酸化炭素;F、Cl、BrまたはIのハ ロゲン;ヒドロキシ基;C1 〜C10の直鎖脂肪族または芳香族炭化水素;C1 〜C10の側鎖脂肪族または芳香族炭化水素 ;C1 〜C10の側鎖脂肪族または芳香族炭化水素を有するアルコキシ;C1 〜C10 の飽和または不飽和された脂肪族炭化水素や飽和または不飽和の脂肪族鎖を有する芳香族炭化水素を含むニトリル; C1 〜C20の脂肪族鎖または環状炭化水素または芳香族炭化水素を含むケトン; C1 〜C20の脂肪族鎖または環状炭化水素または芳香族炭化水素を含むエーテル;N(R6 )(R7 )(R8 )で表されるアミン(前記でR6 、R7及びR8 は、各々独立的に水素またはC1 〜C20の飽和または不飽和の脂肪族鎖または環形炭化水素ま たは芳香族炭化水素を含む炭素鎖を有するアルキル基);C3 〜C30のピロール(pyrrole)、ピラジン(pyrazine)、ピラゾール(pyrazole)、イミダゾール(imidazole)、ピリミジン(pyrimidine)、ピペリジン(piperidine)、ピリジン(pyridine)またはこれらの誘導体;または下記式(I)、(II)または(III )で表さ れる化合物またはこれらの混合物であり:【化学式3】【化学式4】【化学式5】(前記式(I)、(II)及び(III )において、Q1 は各々独立的にN、P、AsまたはSbであり;Q2 とQ3 は、各々独立的にP、AsまたはSbであり;Rc 、Rd 及びRe は、各々独立的に水素;またはC1 〜C20の飽和または不飽和の脂肪族鎖または環状炭化水素または芳香族炭化水素を含む炭素鎖を有するアルキル基であり、好ましくは水素;脂肪族炭化水素(C1 〜C5 の炭素鎖またはシクロヘキシル);フェニルまたはベンジル;前記脂肪族炭化水素、またはフェニルやベンジルの芳香族環にニトリル基、Rf Rg N-で表れるアミン基(前記Rf 及 びRg は、各々独立的に水素;またはC1 〜C20の飽和または不飽和の脂肪族鎖または環状炭化水素または芳香族炭化水素を含む炭素鎖を有するアルキル基であり、好ましくはC1 〜C10 の直鎖形炭素鎖、側鎖形炭素鎖、環化合物、または芳香族 炭化水素であり;fとgは各々0〜2の定数で、f+gは2である)、またはアルデヒド基を少なくとも一つ以上含む化合物;F、Cl、BrまたはIのハロゲン;またはC1 〜C30 の飽和または不飽和の脂肪族または芳香族炭素を含むホス フィン基、アルシン(arsine)基またはスチビン(stibine)基であり;そしてRc 、Rd 及びRe でc、d及びeは各々0〜3の定数で、c+d+e=3である);Xa′は、一酸化炭素;F、Cl、Br、またはIのハロゲン;ヒドロキシ基;C1 〜C10 の飽和または不飽和の脂肪族または芳香族炭化水素を有するアルコキシ;C1 〜C10の脂肪族または芳香族炭化水素を含むニトリル;または前記式(I)、(II)または(III )で表れる化合物であり;そしてYb′は、一酸化炭素;F、Cl、Br、またはIのハロゲン;ヒドロキシ基;またはC1 〜C10 の飽和または不飽和の脂肪族または芳香族炭化水素を有するアルコキシ基である。
IPC (10):
C07F 17/02
, B01J 31/12
, B01J 31/20
, C07C 29/149
, C07C 31/20
, C07C 45/58
, C07C 47/19
, C07C 67/26
, C07C 69/675
, C07B 61/00 300
FI (10):
C07F 17/02
, B01J 31/12 Z
, B01J 31/20 Z
, C07C 29/149
, C07C 31/20 Z
, C07C 45/58
, C07C 47/19
, C07C 67/26
, C07C 69/675
, C07B 61/00 300
Patent cited by the Patent: