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J-GLOBAL ID:200903010134868741
積層永久磁石の製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
押田 良久
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997195152
Publication number (International publication number):1999026272
Application date: Jul. 04, 1997
Publication date: Jan. 29, 1999
Summary:
【要約】【課題】 粉砕、ボンド磁石化の方法を用いることなく、また成形後、切削加工を施す必要のない、任意の肉厚、所望形状を有する高性能な永久磁石の提供。【解決手段】 6at%以下の希土類元素と15at%〜30at%のホウ素を含む特定組成の合金溶湯を特定の溶湯急冷条件により、高靭性を有し、加工が容易な平均厚み10μm〜100μmのアモルファス組織からなる急冷合金薄帯を作製した後、この急冷合金薄帯を所望形状になるよう切断もしくは打ち抜き加工し、その後、平均結晶粒径が10nm〜50nmになる結晶化熱処理を施こすことによって、iHc≧2kOe、Br≧8kGの硬磁気特性を有する平均厚み10μm〜100μmの肉厚である薄肉の永久磁石を作製し、この薄肉の永久磁石を二枚以上積層し、無機接着材または樹脂にて積層した薄帯同士を密着、一体化する。
Claim (excerpt):
組成式をFe<SB>100-x-y</SB>R<SB>x</SB>A<SB>y</SB> (但しRはPr,Nd,Dy,Tbの1種又は2種以上、AはC,Bの1種又は2種)と表し、組成範囲を限定する記号x,yが下記値を満足する合金溶湯を、30kPa以下の不活性ガス雰囲気中で回転ロールを用いた溶湯急冷法で処理し、90%以上がアモルファス組織からなる急冷合金薄帯を作製し、得られた平均厚みが10μm〜100μmの急冷合金薄帯をそのままあるいは所定形状に加工した後、前記薄帯に550°C〜750°Cの熱処理を施して、平均結晶粒径10nm〜50nmの微細結晶組織を有する永久磁石となし、これを所定肉厚みとなるように積層した後、積層薄帯間に樹脂を含侵接着することにより一体化する積層永久磁石の製造方法。1≦x<6at%15≦y≦30at%
IPC (6):
H01F 41/02
, C22C 38/00 303
, H01F 1/053
, H01F 7/02
, C21D 6/00
, C22C 33/00
FI (6):
H01F 41/02 G
, C22C 38/00 303 D
, H01F 7/02 Z
, C21D 6/00 B
, C22C 33/00
, H01F 1/04 A
Patent cited by the Patent: