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J-GLOBAL ID:200903010171144826

着色ペーストとカラーフィルター

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大西 浩
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992331412
Publication number (International publication number):1994174909
Application date: Dec. 11, 1992
Publication date: Jun. 24, 1994
Summary:
【要約】【目的】 透明性と彩度が高く明瞭で鮮やかな色彩表現が可能な着色ペーストとカラーフィルターを提供すること。【構成】 顔料と分散剤を主成分とするカラーフィルターの製造に適用される青色、緑色及び赤色の着色ペーストにおいて、これら各色の顔料の平均粒径が各色に応じて特定の範囲にあり、最大粒径が1μm以下であり、粒径700〜1000nmの粒子が5重量%以下、粒径400又は500nm以下の粒子が80重量%以上に設定されていることを特徴とし、また、製造されたカラーフィルターにおいて可視波長領域(400〜700nm)の各色の透過スペクトルの形状が急峻なピーク又は急峻な傾きをもち高い彩度を示す範囲に設定されていることを特徴とする。
Claim (excerpt):
顔料と分散剤を主成分としカラーフィルターの製造に適用される青色、緑色、及び、赤色の着色ペーストにおいて、上記青色の着色ペーストについては、440〜470nmの波長で最大透過率を示す波長をλ<SB>b peak</SB>としたとき、粒子の拡散速度から算出した青色顔料の平均粒径:d<SB>b ave </SB>が、0.2λ<SB>b peak</SB> < d<SB>b ave </SB> < 0.5λ<SB>b peak</SB> の範囲にあり、かつ、重量粒径分布測定法による上記青色顔料の最大粒径が1μm以下であると共に、粒径700nm〜1000nmの粒子が全体の5重量%以下、及び、粒径400nm以下の粒子が全体の80重量%以上に設定されており、上記緑色の着色ペーストについては、530〜550nmの波長で最大透過率を示す波長をλ<SB>g peak</SB>としたとき、粒子の拡散速度から算出した緑色顔料の平均粒径:d<SB>g ave </SB>が、0.3λ<SB>g peak</SB> < d<SB>g ave </SB> < 0.6λ<SB>g peak</SB> の範囲にあり、かつ、重量粒径分布測定法による上記緑色顔料の最大粒径が1μm以下であると共に、粒径700nm〜1000nmの粒子が全体の5重量%以下、及び、粒径500nm以下の粒子が全体の80重量%以上に設定されており、また、上記赤色の着色ペーストについては、640nmの波長をλ<SB>640 </SB>としたとき、粒子の拡散速度から算出した赤色顔料の平均粒径:d<SB>g ave </SB>が、0.2λ<SB>640 </SB>=128nm < d<SB>g ave </SB> < 0.5λ<SB>640 </SB>=320nmの範囲にあり、かつ、重量粒径分布測定法による上記赤色顔料の最大粒径が1μm以下であると共に、粒径700nm〜1000nmの粒子が全体の5重量%以下、及び、粒径500nm以下の粒子が全体の80重量%以上に設定されていることを特徴とする着色ペースト。

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