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J-GLOBAL ID:200903010172078010
人工皮革の製造方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
中尾 充
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993066416
Publication number (International publication number):1994280152
Application date: Mar. 25, 1993
Publication date: Oct. 04, 1994
Summary:
【要約】【目的】 豊かな風合をもつ人工皮革を製造する。【構成】 複合繊維の不織布を製造する工程、不織布に水溶性ののり剤を含浸させる工程、のり剤を含浸させた不織布を、水と相溶性のある有機溶媒または少量の水と有機溶媒との混合溶媒に溶解したアルカリ化合物の溶液で処理して、複合繊維を分割し極細繊維にする工程、得られた極細繊維の不織布に、エラストマーを含むバインダーを含浸させる工程、含浸されたバインダーを湿式凝固する工程、およびバインダーを付与した不織布からのり剤を除去する工程とからなる。複合繊維の状態で形成したバルキーな不織布の形態が、バインダーを付与して人工皮革に加工した後まで維持されるので、バルキーで良好な風合の人工皮革を製造できる。
Claim (excerpt):
(イ)複合繊維または混合繊維からなる不織布を製造する工程、(ロ)前記の不織布に水溶性ののり剤を含浸させた後、乾燥してのり剤を不織布に付着させる工程、(ハ)のり剤を付与した不織布を、水と相溶性のある有機溶媒、または有機溶媒に不織布に付与したのり剤が実質的に溶出しない範囲の量の水を添加した混合溶媒に、アルカリ化合物を溶解したアルカリ溶液で処理して、複合繊維または混合繊維を分割し極細繊維にする工程、(ニ)前工程の処理を終えた極細繊維からなる不織布に、エラストマーを溶解したバインダーを含浸させる工程、(ホ)不織布に含浸したバインダーを湿式凝固し、バインダーの溶液成分を除去する工程、(ヘ)前工程で得られた不織布からのり剤および残存するバインダーの溶液成分を除去する工程、からなることを特徴とする、人工皮革の製造方法。
IPC (6):
D04H 1/64
, D06B 15/00
, D06M 11/38
, D06M 15/564
, D06N 3/00
, D06M101:32
FI (2):
D06M 5/02 F
, D06M 15/564
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