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J-GLOBAL ID：200903010237895321

耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼及びその製造方法

Inventor： 平松 直人 ,  冨村 宏紀 ,  国武 保利
Applicant, Patent owner： 日新製鋼株式会社
Agent (1)： 小倉 亘
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2000088221
Publication number (International publication number)：2001271143
Application date： Mar. 28, 2000
Publication date： Oct. 02, 2001
Summary：

【要約】【目的】 複相化焼鈍したときに多量の二相粒界が存在する合金設計により、粒成長を抑制してフェライトを微細化し、耐リジング性が改善され、良好な強度をもつフェライト系ステンレス鋼板を得る。【構成】 このフェライト系ステンレス鋼は、C:0.10%以下,Si:1.5%以下,Mn:2.0%以下,P:0.050%以下,S:0.015%以下,Ni:2.0%以下,Cr:10.0〜20.0%,Al:0.10%以下,N:0.05%以下を含み、更に必要に応じてMo:1.0%以下,Cu:1.0%以下,Ti:0.01〜0.50%,Nb:0.01〜0.50%,V:0.01〜0.30%,Zr:0.01〜0.3%,B:0.0010〜0.0100%の1種又は2種以上を含み、次式で定義されるγmax値が10〜90の範囲にあり、旧オーステナイト粒界が10μm以下である。所定組成の鋼板をフェライト+オーステナイト二相領域に加熱する焼鈍を2回以上施すことにより製造される。γmax=420C-11.5Si+7Mn+23Ni-11.5Cr-12Mo+9Cu-49Ti-50Nb-23V-52Al+470N+189

Claim (excerpt)：

C:0.10質量%以下,Si:1.5質量%以下,Mn:2.0質量%以下,P:0.050質量%以下,S:0.015質量%以下,Ni:2.0質量%以下,Cr:10.0〜20.0質量%,Al:0.10質量%以下,N:0.05質量%以下を含み残部が実質的にFeの組成をもち、式(1)で定義されるγmax値が10〜90の範囲にあり、旧オーステナイト粒界が10μm以下であることを特徴とする耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼。γmax=420C-11.5Si+7Mn+23Ni-11.5Cr-52Al+470N+189 ・・・・(1)

IPC (3)：

C22C 38/00 302 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/58

FI (3)：

C22C 38/00 302 Z ,  C21D 9/46 R ,  C22C 38/58

F-Term (22)：

4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA04 ,  4K037EA05 ,  4K037EA12 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EA35 ,  4K037FJ06 ,  4K037FM04 ,  4K037HA06 ,  4K037JA07