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J-GLOBAL ID:200903010264569754

腹膜透析液の回収・再生方法並びにそのための処理装置及び付属器具

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 柳澤 孝成
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996150930
Publication number (International publication number):1997327511
Application date: Jun. 12, 1996
Publication date: Dec. 22, 1997
Summary:
【要約】【課題】患者自身の血漿蛋白を膠質浸透圧剤として用いる腹膜透析液を循環再使用するために、腹膜透析排出液を衛生的に回収し、血漿蛋白を変性させずに尿毒症起因物質を除去すると共に浸透圧を高め、生理的に有効且つ安全な腹膜透析液として再生する方法、そのための装置、これに使用する付属器具を提供する。【解決手段】阻止分画分子量が或る適切な値を持つ半透膜を用いて、回収腹膜透析液をその中に含有している血漿蛋白が変性しない程度に濃縮した後、生理的に有効な電解質溶液により希釈する操作を繰り返し、尿毒症起因物質を濾し出すと共に余剰水分も除去することにより透析液の浸透圧を高め、必要に応じ電解質やアミノ酸等の有用成分を添加する。
Claim (excerpt):
人体の腹腔内に留置したカテーテルを通じて体外へ排出された回収腹膜透析液を再生する方法であって、(ア)半透膜を用いて該回収腹膜透析液を容積濃縮倍率1.5倍以上かつ該液中の有機物成分が再溶解困難となる含水率に至らない範囲内に濃縮する工程(イ)次いで該濃縮液に対し0.5倍量以上かつ1,000リットル以下の無菌または滅菌電解質溶液を添加して希釈する工程を1回乃至複数回実行した後、(ウ)最終回の希釈工程において電解質溶液の添加量を調整して、再生された腹膜透析液の液量が体外へ排出された回収腹膜透析液の液量を超えない範囲になるように再生腹膜透析液を調製すること、を特徴とする腹膜透析液の回収・再生方法。
IPC (3):
A61M 1/28 ,  A61K 35/16 ,  A61M 1/14 525
FI (3):
A61M 1/28 ,  A61K 35/16 ,  A61M 1/14 525

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