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J-GLOBAL ID：200903010317366192

樹脂組成物及びそれを用いた多層材料

Inventor： 町田 修司 ,  谷 徳行 ,  田崎 稔典
Applicant, Patent owner： 出光興産株式会社
Agent (1)： 大谷 保
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992154131
Publication number (International publication number)：1993320448
Application date： May. 22, 1992
Publication date： Dec. 03, 1993
Summary：

【要約】【目的】 シンジオタクチック構造のスチレン系樹脂が本来有する耐溶剤性,耐加水分解性,耐熱性,耐熱水性などの長所を損なうことなく複合化してなる高性能の樹脂組成物及びそれを用いた多層材料を提供すること。【構成】 (A)スチレン系単量体単位からなる連鎖の停止末端がカルボン酸基,カルボン酸エステル基,水酸基,アミノ基,エーテル基又はイソシアネート基を含み、かつ還元粘度(TCB中、135°C,0.05g/デシリットル濃度で測定)が0.01〜20デシリットル/gの高度のシンジオタクチック構造を有するスチレン系重合体と(B)熱可塑性樹脂,無機充填剤及び有機充填剤の少なくとも一種とを含有してなる樹脂組成物、及び該樹脂組成物からなる層を少なくとも一層有する多層材料である。

Claim (excerpt)：

(A)一般式【化1】〔式中、R1 は水素原子,ハロゲン原子あるいは炭素原子,スズ原子及びケイ素原子のいずれか一種以上を含む置換基を示し、mは1〜5の整数であり、mが複数の場合、各R1 は同一でも異なるものであってもよく、またR1 はベンゼン環とともに縮合環を形成していてもよい。〕で表わされる構造単位の停止末端にカルボン酸基,カルボン酸エステル基,水酸基,アミノ基,エーテル基及びイソシアネート基のいずれかの官能基を含み、かつ、1,2,4-トリクロロベンゼン中、135°Cの温度で測定した0.05g/デシリットルの濃度での還元粘度が0.01〜20デシリットル/gであって、前記構造単位の連鎖の立体規則性が高度のシンジオタクチック構造を有するスチレン系重合体と、(B)熱可塑性樹脂,無機充填剤及び有機充填剤の中から選ばれた少なくとも一種とを含有してなる樹脂組成物。

IPC (7)：

C08L 25/00 LEG ,  B32B 27/06 ,  C08F 8/00 MFZ ,  C08F 12/14 MJY ,  C08K 3/00 KFV ,  C08K 5/00 KFW ,  C08L101/00 LSZ