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J-GLOBAL ID:200903010388015447

ピペット装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉田 研二 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996149379
Publication number (International publication number):1997327628
Application date: Jun. 11, 1996
Publication date: Dec. 22, 1997
Summary:
【要約】【課題】 ピペット装置において、段階的な吐出力の調整が困難であり、吐出終了時における微妙な吐出量の制御が困難である。【解決手段】 シリンダ2内を移動するピストン4に圧電素子22を配する。この圧電素子22は電圧を印加されるとピストン4の進退方向に伸張する。吐出の第1段階ではスイッチレバー50への作用力がコイルバネ58を介してピストン軸8に伝達され、ピストン4がシリンダ内を前進し、その比較的大きなストロークに応じた高い吐出力が得られる。吐出の終了段階である第2段階では、ピストン4の前進が係止されスイッチレバー50がコイルバネ58を圧縮してピストン軸8内に挿入され、スイッチ56がオン状態となって圧電素子22は電圧を印加されて伸張し、ヘッド面12を前進させる。圧電素子22の正確かつ微細な伸張により、微妙な吐出量の制御が精度良く行われる。
Claim (excerpt):
シリンダと、このシリンダの先端面に連通したノズルと、前記シリンダ内を移動し、前記シリンダの内容積を縮小させて前記ノズルから試料を吐出させるピストンと、このピストンの進退方向に向くピストン断面に配され、印加される電圧に応じて前記進退方向に伸縮する歪み素子と、この歪み素子に電圧を供給する電源と、この電源から前記歪み素子への電圧の印加を制御するスイッチと、を有し、前記電源の前記歪み素子に対する接続は、前記吐出の終了段階における前記スイッチの操作により前記歪み素子を前記進退方向に伸張させる向きであり、この伸張により前記ピストンのヘッド面が変位し前記シリンダの前記内容積が縮小されること、を特徴とするピペット装置。
IPC (2):
B01L 3/02 ,  G01N 1/00 101
FI (2):
B01L 3/02 D ,  G01N 1/00 101 K

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