Pat
J-GLOBAL ID:200903010498373810

新規芳香族複素環型超原子価ヨウ素化合物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001214489
Publication number (International publication number):2002371066
Application date: Jun. 12, 2001
Publication date: Dec. 26, 2002
Summary:
【要約】【課題】[ヒドロキシ(p-トルエンスルホニルオキシ)ヨード]ベンゼンはアルケン,カルボニル化合物などにp-トルエンスルホニルオキシ基を導入するための有用な反応試剤として広く利用されている。しかしながら,その反応性には限界があり,より強力な,あるいはより温和な脱離能を有するスルホニルオキシ化試剤が求められている。【解決手段】本発明は水酸基及び種々のスルホニルオキシ基を配位子として有する芳香族複素環型超原子価ヨウ素化合物である。そして本発明化合物は複素環内のヘテロ原子を変えることにより,様々な脱離能を有するスルホニルオキシ化試剤として利用できるものである。
Claim (excerpt):
下記構造式【化1】[ただし,XおよびYの両者,あるいはいずれか一方は,ヘテロ原子であって,XとYは同一であっても,異なっていても良い。また,XはR(Rはトリフルオロメタンスルホニル基,p-トルエンスルホニル基,tert-ブトキシカルボニル基,ベンジルオキシカルボニル基,アセチル基,トリフルオロアセチル基の中から選択される)で置換されているか,置換されていなくとも良い。Zはメタンスルホニル基,p-ニトロベンゼンスルホニル基,p-トルエンスルホニル基,10-カンファースルホニル基の中から選択される。m,nは0,1,2,3から選ばれる整数で,同一であっても,異なっていても良い。]で示される新規芳香族複素環型超原子価ヨウ素化合物。

Return to Previous Page