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J-GLOBAL ID:200903010519765226

使用済核燃料の回収方法及びその装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 須田 正義
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995312698
Publication number (International publication number):1997152497
Application date: Nov. 30, 1995
Publication date: Jun. 10, 1997
Summary:
【要約】【課題】 コンパクトな形状で、かつ臨界安全管理上問題を生じることがなく、使用済核燃料から有用な金属元素を連続的に回収する。【解決手段】 傾斜した底面11aに沿って少なくとも3室からなる反応室15a〜15fを有し貯えた核燃料が臨界にならない厚さを有する平板状に密閉して形成された回収槽に反応媒体である塩化物支持塩を溶融塩として貯留し、最上位の反応室より使用済核燃料酸化物を供給し、上位の反応室で順次酸化物中のウランを反応物質と反応させることによりウランのオキシクロライド又は塩化物に転換し、中位の反応室で溶融塩電解して酸化ウランを析出回収し、下位の反応室で塩素ガス及び酸素を吹き込んで溶融塩中の酸化プルトニウムを沈殿析出させ、最下位の反応室15fより酸化プルトニウムの析出物を含む液状の溶融塩を排出させ、析出物を溶融塩から濾過分離する。
Claim (excerpt):
傾斜した底面(11a)に沿って少なくとも3室からなる反応室(15a,15b,15c,15d,15e,15f)を有し貯えた核燃料が臨界にならない厚さを有する平板状に密閉して形成された回収槽(11)に反応媒体である塩化物支持塩を溶融塩として貯留し、最上位に位置する反応室(15a)より使用済核燃料酸化物を供給し、前記最上位に位置する反応室(15a)を含む上位に位置する反応室(15a,15b又は15a,15c)で順次前記酸化物中の放射性金属を前記塩化物溶融塩中に含まれる反応物質と反応させることにより前記金属のオキシクロライドを含む塩化物に転換し、中位に位置する反応室(15c,15d又は15b,15d)で前記オキシクロライドを溶融塩電解して電極(13b)に放射性金属酸化物を析出回収し、下位に位置する反応室(15e,15f)で酸素を塩化物溶融塩に吹き込んで前記溶融塩中に残存する別の放射性金属酸化物を沈殿析出させ、最下位に位置する反応室(15f)より前記別の放射性金属酸化物の析出物を含む液状の前記溶融塩を排出させ、前記析出物を前記溶融塩から濾過分離することを特徴とする使用済核燃料の回収方法。
FI (2):
G21C 19/44 K ,  G21C 19/44 L

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