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J-GLOBAL ID:200903010657633985

神経モデル素子

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 西野 卓嗣
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992068367
Publication number (International publication number):1993274889
Application date: Mar. 26, 1992
Publication date: Oct. 22, 1993
Summary:
【要約】【目的】 脂質薄膜を基本構造とし、その膜内に種々のイオンあるいは化学物質に反応するタンパク質を配置した生体膜モデルであって、光照射あるいは化学物質などの外部刺激に対応して様々に変化する振動を与える素子を提供する。【構成】 イオン性水溶液2とその中に設置されたイオンポンプ3p及びイオンチャネル3cを埋設した脂質薄膜3と、この脂質薄膜3の膜電位を電気信号として伝達する電極6とからなり、イオンポンプ3pは、光照射4などの外部刺激により、イオン性水溶液中の特定イオンを脂質薄膜の一方の側から他の一方の側へ能動輸送すること、また、イオンチャネル3cは、脂質薄膜の両側の膜電位差がある閾値に達することで開き、特定イオンをイオンポンプ3pにより能動輸送されたイオンと同符号のイオンが受動輸送される。このような脂質薄膜3に光照射が行われると、イオンチャネル3cの開閉が繰り返されることにより、電気振動信号が発生する。
Claim (excerpt):
イオン性水溶液と、イオンポンプ及びイオンチャネルを埋設し、該イオン性水溶液を分割して設置された脂質薄膜と、該脂質薄膜の膜電位を電気信号として伝達する電極と、からなる電気振動信号を発生する神経モデル素子であって、前記イオンポンプは、外部刺激により前記イオン性水溶液中の特定イオンを前記脂質薄膜の一方の側から他の一方の側へ輸送すること、前記イオンチャネルは、前記特定イオンの移動により生じた膜電位差が一定値以上にあるとき開放し、該特定イオンを前記イオンポンプによるイオン輸送方向の逆方向へ透過させること、を特徴とする神経モデル素子。
IPC (2):
G11C 11/54 ,  G06G 7/60

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