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J-GLOBAL ID:200903010657960781

溶剤濃縮回収装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 藤巻 正憲
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991198650
Publication number (International publication number):1993015726
Application date: Jul. 12, 1991
Publication date: Jan. 26, 1993
Summary:
【要約】【目的】 処理ガスの溶剤濃度が低い場合でも、溶剤を高効率で回収することができる溶剤濃縮回収装置を提供する。【構成】 活性炭ハニカム成形体からなるロータ1の回転数を3乃至10rphにし、ロータ1から溶剤を脱着させる再生ガスの加熱温度を100乃至160°Cにし、ロータにおける再生ゾーン及び冷却ゾーンの中心角度を30乃至60°にする。また、ロータ1に送る再生ガスの風量を、Q/Vが0.1乃至0.25になるようにする。但し、Qは再生風量(Nm3/分)、Vは再生ゾーンの体積(リットル)である。このような条件で溶剤含有処理ガスを濃縮し、更にシートヒータ6bを備えた乾式回収部により溶剤を回収する。
Claim (excerpt):
活性炭のハニカム成形体からなるロータと、このロータをその軸を中心として一方向に回転させ少なくとも処理ゾーン、再生ゾーン及び冷却ゾーンを移動させる回転手段と、外系から導入された溶剤含有処理ガスを前記処理ゾーンのロータに通過させ溶剤を前記ロータに吸着させて清浄ガスを排出させる処理ガス供給手段と、冷却ガスを前記冷却ゾーンのロータに導入して冷却する冷却手段と、前記再生ゾーンのロータに高温に加熱された再生ガスを供給する再生手段と、前記ロータを再生した後の溶剤濃縮ガスが導入されこの溶剤濃縮ガスから溶剤を回収する回収手段とを有し、この回収手段は電気的ヒータにより加熱可能の活性炭吸着材を収納した複数の吸着塔と、この吸着塔に前記溶剤濃縮ガスを選択的に且つ交互に導入する溶剤濃縮ガス導入手段と、前記溶剤濃縮ガスが導入されていない吸着塔内の前記吸着材を前記電気的ヒータへの通電により加熱して吸着材から溶剤を離脱させこの溶剤を含有する高濃度溶剤ガスを抽出する抽出手段と、この高濃度溶剤ガスを冷却して溶剤を液体として回収する回収部とを有する溶剤濃縮回収装置において、前記再生ゾーン及び冷却ゾーンの中心角度をいずれも30乃至60°にし、前記ロータの回転数を3乃至10rphにし、前記再生ガスの加熱温度を100乃至160°Cにすると共に、前記再生ゾーンのロータ体積をV、再生ガス流量をQとした場合に、Q/Vを0.1乃至0.25にすることを特徴とする溶剤濃縮回収装置。
IPC (2):
B01D 53/06 ,  B01D 53/34 117

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