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J-GLOBAL ID:200903010777427203

トコフェロールの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 本多 小平 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994203420
Publication number (International publication number):1996059647
Application date: Aug. 29, 1994
Publication date: Mar. 05, 1996
Summary:
【要約】【目的】 単純で作業性のよい処理により連続的にトコフェロールを分離精製する方法を提供する。【構成】 シリカゲルに対する親和性が異なる同族体トコフェロールを含む原料を該ゲル充填の単位充填塔の無端循環流路に通流してトコフェロールを分離する方法であって、親和力の異なる成分が各々富化した複数の吸着帯域を循環流路内に形成させて、親和力の弱い成分が富化した吸着帯域の頂上から原料流体を供給しながら親和力の最も強い成分が富化した吸着帯域の末端からその富化画分を抜出す第1工程、原料流体を供給することなく、トルエン/プロパノールの脱離剤流体を供給しながら循環流路内で流体を循環させると共に、第1工程で残留した成分を2つの吸着帯域の末端から夫々抜出す第2工程、第1工程,第2工程の順で一定時間運転した後、原料流体,脱離剤流体の供給位置,各画分の抜出し位置を、循環の下流側に一単位充填塔分移行させる操作、を繰り返す。
Claim (excerpt):
吸着剤としてシリカゲルを充填した複数の単位充填塔を、これらの各単位充填塔の間に夫々設けた開閉切り換え可能の流体供給口及び流体抜き出し口を介して無端直列に接続した循環流路に対し、前記シリカゲルに対する親和性が異なった複数の成分を含みかつこの成分中に複数のトコフェロール同族体を含有する原料流体を通流することによって、特定のトコフェロール(又は複数のトコフェロール群)を他成分から分離し回収する方法であって、脱離剤流体を供給するか又は供給することなしに循環流路内で流体を通流させて前記シリカゲルに対する親和力の弱い成分から強い成分が各々富化された複数の吸着帯域を前記循環流路内に順次に分けて形成させながら、親和力の弱い成分(又は複数の成分群)が富化された吸着帯域の上流端から原料流体を供給し、該原料流体供給位置よりも上流位置において予め定めた成分(又は複数の成分群)が富化された吸着帯域の下流端からその富化画分を抜き出す操作を行なう第1工程と、この第1工程に続き、原料流体を供給することなく、ヘキサン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン及び炭素数C1 〜C6 のアルコールから選ばれる一種または二種以上の親油性溶剤からなる脱離剤流体を供給して循環流路内で流体を通流させながら、前記第1工程で残留した成分(又は複数の成分群)が富化された1つ又は2つの吸着帯域の下流端からその富化画分を夫々抜き出す操作を行なう第2工程とを、前記第1工程の後に流体の供給位置及び画分の抜き出し位置を流体通流の下流側に一単位充填塔分切換えて第2工程に移行し、第2工程では各成分の富化された吸着帯域が移動することに合わせて流体の供給位置及び画分の抜き出し位置を流体通流の下流側に一単位充填塔分づつ間欠的に複数回切換え、これら第1工程と第2工程を1サイクルとして繰り返すことを特徴とするトコフェロールの製造方法。
IPC (2):
C07D311/72 101 ,  C07D311/72 103

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