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J-GLOBAL ID:200903010861875629

データ・トレインによるデータ配布方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 川口 義雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994256825
Publication number (International publication number):1995162443
Application date: Oct. 21, 1994
Publication date: Jun. 23, 1995
Summary:
【要約】【目的】 ノードのいずれかが故障した場合に、簡単な誤り回復手順が実施できるようになっているデータ伝送方法を提供する。【構成】 通信ネットワーク(10)によって相互接続されたデータ処理ノード(A、B、C)の集合体のためのデータ伝送方法において、ネットワークを通じて、そうしたデータのトレイン(120)を上記各ノードを通過するあるループ状回線にそって循環させることによって各ノードがデータ(A1、B1、C1、A’1)を他のノード宛に配布し、回線内の各ノードが先行ノードと後続ノードとを持っているデータ伝送方法であって、そのデータ・トレイン内にカウンタ(101)を備えていること、および各ノードが、その先行ノードから発送されたデータ・トレインを受信するのに応答して、受信したデータ・トレインからカウンタを回収し、カウンタの値を増分し、値を増分されたカウンタを含む新しいデータ・トレインを後続ノード宛に発送し、また値を増分されたカウンタを含む新しいデータ・トレインをメモリ内に記録する。
Claim (excerpt):
データ処理ノード(A、B、C)の集合体のためのデータ伝送方法において、各ノードが、データ(A1;B1;C1;A’1)を一つのノードからそれ以外のノードに配布する目的で通信ネットワーク(10)によって相互接続されており、その配布はそのネットワークを通じて、データのトレイン(120)を一つのループ状回線に沿って循環させることによって行い、その回線は上記データ処理ノードを次々と通過して、各ノードが順番にトレイン内のデータを回収し、消去し、書き込むようにし、それぞれのノードは、回線上で先行ノードと後続ノードを持っており、また先行ノードまたは後続ノードが故障状態にあることを検出する能力を有しているようなデータ伝送方法であって、各ノードが、配布しようとする新しいデータをトレインに書き込む前に、まず最初に受信したトレインのデータを、そのトレインのヘッダにあるカウンタの値も含めて、内部メモリに記録することを実施し、内部メモリ内でそのカウンタの値を増分させ、かつ増分させたカウンタの値をヘッダに含む配布しようとするデータを含んだトレインを、ネットワークを通じて返送し、あるノードが、その回線上の先行ノードが故障状態にあることを検出した(53)とき、その回線上で新たな先行ノードを探し(59)、かつそのトレインの新たな回線を確立するための手続きを開始し、また新たな先行ノードから受信したトレインのデータを内部メモリに記録する前に、受信したトレインのヘッダ内のカウンタの値を、内部メモリ内に記録しておいた同じカウンタの値と比較し(52)、受信したトレインのヘッダ内のカウンタの値がメモリ内に記録しておいたカウンタの値より大きい場合は、新しいデータを含むトレインをネットワークを通じて転送し(56、57)、比較の結果が逆の場合には、別のデータ・トレインを受信するため待機状態に入る(51)ことを特徴とするデータ伝送方法。

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