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J-GLOBAL ID:200903010880655141

廃棄されたニッケル-水素吸蔵合金二次電池から有価物を回収する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 三浦 祐治
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994153643
Publication number (International publication number):1996020825
Application date: Jul. 05, 1994
Publication date: Jan. 23, 1996
Summary:
【要約】【目的】 負極に水素吸蔵合金を配した、廃棄されたニッケル-水素吸蔵合金二次電池から有価物を回収する方法を提供する。【構成】 廃棄されたニッケル-水素吸蔵合金二次電池を水膜の下で5〜20mmに切断する。切断物を水中でボールミルであるいは超音波を付与してスラリー化が可能な内容物をスラリーとして取り出す。スラリー化しない部分とスラリーを分別し、スラリー化しない部分はフェロニッケル等の鉄鋼原料に供する。スラリーは更に比重差により粗水素吸蔵合金部と粗水酸化ニッケル部とに分別する。粗水素吸蔵合金部は有機溶剤で洗浄後乾燥することによって水素吸蔵合金粉として回収する。粗水酸化ニッケル部に化成処理を施し、ニッケル化合物等を回収する。
Claim (excerpt):
負極に粉末状水素吸蔵合金を配した、廃棄されたニッケル-水素吸蔵合金二次電池から有価物を回収するに際し、該二次電池を砕断し、砕断片を水中で処理して粉末部をスラリーとし、ついでスラリー化しない部分とスラリーとに分離し、スラリー化しない部分は鉄鋼原料として回収し、スラリーは比重分離およびまたは浮遊分離により粗水素吸蔵合金部と粗水酸化ニッケル部とに分離し、粗水素吸蔵合金部は洗浄して水素吸蔵合金として回収し、粗水酸化ニッケル部は酸溶解して不純物を除去してニッケル化合物を回収することを特徴とする、廃棄されたニッケル-水素吸蔵合金二次電池から有価物を回収する方法。

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