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J-GLOBAL ID:200903011162106594

タンパク質の酵母細胞表面ディスプレイおよびその使用

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山本 秀策
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2000540270
Publication number (International publication number):2002508977
Application date: Jan. 20, 1999
Publication date: Mar. 26, 2002
Summary:
【要約】本発明は、高分子に対する結合のために接近可能な形態において、酵母細胞壁にポリペプチドをつなぎとめるための遺伝学的方法を提供する。蛍光活性化セルソーティングとこの方法との組合せは、別の分子に対する増加したかまたは減少した親和性、変化した特異性、または条件化結合を有するタンパク質を選択する手段を提供する。目的のポリペプチドのN末端を、酵母Aga2p細胞壁タンパク質のC末端に遺伝的に融合する方法もまた提供される。scFv抗体フラグメントを、Aga2pアグルチニンに付着することは、インビボでの親和性成熟に対して免疫系におけるB細胞による抗体の細胞表面ディスプレイを効果的に模倣する。酵母細胞表面上に効率的に表示されるT細胞レセプター変異体は、この方法により単離され、これは、ライブラリースクリーニングによりT細胞レセプター結合親和性および特異性を変化させる手段を提供し得る。この選択方法はまた、増強した表現型特徴を有するタンパク質(より高いレベルで表示されるタンパク質、より高い効率で分泌されるタンパク質、およびより安定なタンパク質)を同定する。
Claim (excerpt):
野生型タンパク質の表現型特性と比較して増強した表現型特性を有するタンパク質を選択するための方法であって、以下: 酵母細胞壁タンパク質に融合される、試験されるタンパク質を発現するベクターを用いて酵母細胞を形質転換する工程であって、ここで変異誘発を使用し、該試験されるタンパク質の変異体の変化に富む集団を生成する、工程; 該酵母細胞を第1の標識で標識する工程であって、ここで該第1の標識が該試験されるタンパク質を発現する酵母と結合し、そして該試験されるタンパク質を発現しない酵母と結合しない、工程; 該第1の標識が結合する該酵母細胞を単離する、工程;ならびに 酵母により発現される該変異タンパク質の該特性を分析し、そして該野生型タンパク質の特性と比較する工程であって、ここで野生型タンパク質に対して増強した特性を有する変異タンパク質を提示する酵母細胞が選択される、工程、を含む、方法。
IPC (4):
C12N 15/09 ,  C12N 1/19 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/68
FI (4):
C12N 1/19 ,  C12Q 1/02 ,  C12Q 1/68 Z ,  C12N 15/00 A
F-Term (12):
4B024AA11 ,  4B024BA80 ,  4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QR76 ,  4B063QR80 ,  4B063QX01 ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065CA24 ,  4B065CA46
Article cited by the Patent:
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